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J-GLOBAL ID：201702249617712879   整理番号：17A1231140

省エネに貢献する熱マネジメント技術 排熱回収,蓄熱技術 高過給多気筒ディーゼルエンジンにおける排熱回生のポテンシャル

Potential of Waste Heat Recovery in the High Boosted Heavy Duty Multi-Cylinder Diesel Engine

著者 (1件)： 山口卓也 (久留米工大)
資料名： 自動車技術  (Journal of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 71  号： 10  ページ： 51-57  発行年： 2017年10月01日 
JST資料番号： F0387A  ISSN： 0385-7298  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ハイプレッシャループEGRシステム(HPL-EGR)とロープレッシャループEGRシステム(LPL-EGR)を採用した高過給多気筒ディーゼルエンジンにおける排熱回生による熱効率改善のポテンシャル評価について紹介した。排気タービン後流の排熱が理想的に回生され,機械または電気エネルギーに損失無く変換されて有効仕事が行われたとして算出した正味熱効率は42.9%から52.5%(改善幅は9.6%)に達し,非常に大きなポテンシャルで有ることを確認した。しかし,一方でコンバインドサイクルなどの排熱回生技術を適用した,排熱から有効仕事への変換効率は低く,今後の大きな課題とした。

シソーラス用語： *ディーゼル機関 ,  熱管理 ,  省エネルギー ,  *廃熱回収 ,  *熱効率
準シソーラス用語： *ディーゼルエンジン ,  省エネ ,  *正味熱効率 ,  *排熱回収熱効率

分類 (2件)： 圧縮点火機関  (PB02030N) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B)

引用文献 (9件)：

• 堀内裕史ほか:商用車用新中型ディーゼルエンジンについて,自動車技術,Vol.70,No.1,No.9,p.57-62(2016)
• 大西毅ほか:新型1.5L低圧縮比クリーンディーゼルエンジンの開発(第1報)-低圧縮比コンセプトの踏襲を実現した技術,自動車技術会2015年春季大会学術講演会予稿集, Paper No.20155294(DVD),p.1545-1550(2015)
• 三菱ふそうトラック・バス株式会社, CANTER ECO HYBRID, http://www.mitsubishi-fuso.com/content/fuso/jp/lineup/truck/eco-hybrid/index.html(2017.6.30)
• H. Teng, et al. : Waste Heat Recovery of Heavy-Duty Diesel Engines by Organic Rankine Cycle Part I : Hybrid Energy System of Diesel and Rankine Engines, SAE Technical Paper 2007-01-0537
• S. Edwards, et al. : Waste Heat Recovery: The Next Challenge for Commercial Vehicle Thermo management, SAE Technical Paper 2012-01-1205 (2012)

タイトルに関連する用語 (10件)： 省エネ ,  マネジメント ,  排熱回収 ,  蓄熱 ,  高過給 ,  気筒 ,  ディーゼルエンジン ,  排熱 ,  回生 ,  ポテンシャル