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J-GLOBAL ID:201702249727253390   整理番号:17A0988167

記憶検索に基づく多段階の行動の計画における海馬-前頭前野シータ位相同期【Powered by NICT】

Hippocampal-prefrontal theta phase synchrony in planning of multi-step actions based on memory retrieval
著者 (4件):
資料名:
巻: 45  号: 10  ページ: 1313-1324  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2570A  ISSN: 0953-816X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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後天性情報の検索に基づく多段階作用の計画である効率的な採餌に必須である。海馬(HPC)と前頭前野皮質(PFC)はこの過程において重要な役割を果たす可能性がある。しかしげっ歯類では,このような役割を調べる多くの研究は,一段階作用を必要とするだけで(すなわち,二選択肢の一つの選択)T字型迷路課題を利用し,検索に基づく行動の記憶想起と選択は明確に識別することができない。サルでは,PFCは多段階の行動の計画に関与することが示唆されているが,HPCとPFCの間の同調性は評価されていない。多段階の行動の計画における領域の複合役割を明らかにするため,三連続的に照射された鼻先突出しホールに連続三鼻先突出し応答を必要とするラットにおけるタスクを紹介した。タスク中,局所電場電位(LFP)と海馬CA1及び内側PFC(mPFC)からスパイクを同時に記録した。第一正孔の位置は,二つの正孔が予測可能な配列で示すかどうか示した。鼻先突出し期間中,地域間のシータ範囲(4 10 Hz)におけるLFPの位相同期性は予測可能及び予測不可能な試験間で異ならなかった。しかし,予測可能な配列の試験に対して,鼻先突出し期間中のシータ位相同期の大きさは二歩先鼻先突出し応答の潜時と負に相関した。著者らの知見は,記憶検索よりもむしろ検索自体に基づく多段階作用の計画の基礎となる重要な機構としてHPC mPFCシータ位相同期性を指摘した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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中枢神経系 

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