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J-GLOBAL ID:201702249895056625   整理番号:17A0718604

大質量星・連星形成の理解に向けて

著者 (1件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 386-387  発行年: 2017年06月05日 
JST資料番号: F0221A  ISSN: 0029-0181  CODEN: NBGSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Advanced LIGOによる重力波の直接検出と同時に,大質量ブラックホール連星の起源という大きな課題が突き付けられた。決定的な答えはまだないが,本報では,研究の現状を簡単に紹介する。大質量星が形成するためには中心星からの強い輻射に打ち勝つ大きな降着率が必要であり,これは乱流で支えられた大質量の分子雲コアが一気に重力崩壊を起こすことで実現される。大質量星は形成時にはほぼすべて連星ないし多重星であったと推測され,連星形成機構は星形成研究の大きな課題の1つである。連星形成機構の現在の主流は,星周円盤の重力不安定性による分裂と分子雲コアスケールでの乱流による分裂である。これらの機構の精密計算による検証が待たれる。大質量星形成の環境効果として低金属量の重要性も指摘した。形成された連星系が連星間の質量輸送や超新星爆発による軌道進化を経て合体できるかは不安定性が大きい。電磁波対応天体の観測による母天体と環境の同定が不可欠である。
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分類 (2件):
分類
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天文学・天体物理学一般  ,  重力理論の実験的試験及び観測 
引用文献 (5件):
  • 1) M. N. Machida and T. Hosokawa: Mon. Not. R. Astron. Soc. 431 (2013) 1719.
  • 2) M. G. Wolfire and J. P. Cassinelli: Astrophys. J. 319 (1987) 850.
  • 3) M. Krumholz, et al.: Science 323 (2009) 754.
  • 4) G. Duchene and A. Kraus: Annu. Rev. Astron. Astrophys. 51 (2013) 269.
  • 5) M. R. Bate: Mon. Not. R. Astron. Soc. 419 (2012) 3115.
タイトルに関連する用語 (3件):
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