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J-GLOBAL ID：201702250256573773   整理番号：17A1052258

リフラクトリーセラミックファイバー(RCF)成形体用多機能コーティング材の開発

著者 (4件)： 永縄勇人 (あいち産業科学技術総合セ 産技セ) ,  福原徹 (あいち産業科学技術総合セ 産技セ) ,  大野大輔 (あいち産業科学技術総合セ 産技セ) ,  橋本忍 (あいち産業科学技術総合セ 産技セ)
資料名： 耐火物  (Refractories)
巻： 69  号： 9  ページ： 446-451  発行年： 2017年09月01日 
JST資料番号： F0515A  ISSN： 0039-8993  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： セラミックファイバーはアルミナとシリカの含有率によって区分され,アルミナ含有量が60%以下の非晶質セラミック繊維をリフラクトリーセラミックファイバー(RCF),アルミナ含有量が75%以上の結晶化セラミック繊維をアルミナファイバー(AF)と定義している。本稿では,AFと比べて使用温度が低く,耐食性の劣るRCFの性能を,AFと同程度の性能まで改善したコーティング材の開発について概説した。コロイダルシリカをバインダに用い,耐火粉末(アルミナ,ムライト,炭化ケイ素)を混合してコーティング材とした。1)RCFの欠点と将来の改善点:熱的な視点,化学的な視点,機械的強度や靭性の視点,2)開発したコーティング材の特徴と効果,加熱収縮率の抑制,耐食性の改善,耐風性の改善。

シソーラス用語： *セラミック繊維 ,  *表面被覆 ,  セラミック被覆 ,  二酸化ケイ素 ,  アルミナ ,  ムライト ,  炭化ケイ素 ,  熱特性 ,  *熱収縮 ,  *耐食性 ,  安定性 ,  機械的性質 ,  破壊靱性 ,  結晶化 ,  リフラクトリーセラミックファイバ ,  コロイダルシリカ ,  耐風安定性 ,  性質
準シソーラス用語： セラミックファイバ ,  耐風性

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

引用文献 (3件)：

• 中座政宏,東敏昭,佐藤敏彦,環境測定技術者のための石綿および代替繊維写真集,リコーテクノロジー (1989).
• セラミックファイバー工業会,セラミックファイバー製品の取り扱い(2016).
• 田中利和,葛原貞春,岡田昭彦,土屋卓夫,高橋富弘,大塚正,新版セラミックファイバと断熱施工,(財)省エネルギーセンター(2007).

タイトルに関連する用語 (5件)： リフラクトリーセラミックファイバー ,  成形体 ,  多機能 ,  コーティング材 ,  開発