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J-GLOBAL ID:201702250458026366   整理番号:17A0760530

アルツハイマー病治療用の新規多能性コリンエステラーゼ/モノアミンオキシダーゼ阻害剤としての3,4-ジヒドロ-2(1H)-キノリン-O-アルキルアミン誘導体の設計と合成と生物学的評価

Design, synthesis and biological evaluation of 3,4-dihydro-2(1H)-quinoline-O-alkylamine derivatives as new multipotent cholinesterase/monoamine oxidase inhibitors for the treatment of Alzheimer’s disease
著者 (6件):
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巻: 25  号: 12  ページ: 3006-3017  発行年: 2017年06月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アセチルコリンエステラーゼ(AChE)とブチリルコリンエステラーゼ(BuChE)はもとよりモノアミノオキシダーゼ(MAO)AおよびBとも相互作用することができる新たなファミリーの多標的分子を合成した。MAO-B阻害剤JMC49[3,4-ジヒドロ-2(1H)-キノリン足場含有]とAChE阻害剤ドネペジルを組み合わせる接続手法を用いて新規3,4-ジヒドロ-2(1H)-キノリン-O-アルキルアミン誘導体を設計した。最も有望な化合物7-((6-(4-ベンジルピペリジン-1-イル)ヘキシル)オキシ)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン(TM-33)はChEとMAOに対して強力かつバランスのとれた阻害活性(eeAChE,eqBuChE,hMAO-AおよびhMAO-Bに対するIC50値はそれぞれ0.56μM,2.3μM,0.3μMおよび1.4μM)を示したが選択性は低かった。AChE阻害の動力学解析と分子モデリング研究から,TM-33がAChEの触媒活性部位と周辺のアニオン部位に同時に結合することを示唆した。さらに,本研究では,TM-33がin vitroで血液脳関門(BBB)を通過でき,Lipinskiルールオブファイブ法則を満たしていいることを証明した。これらの結果から,興味深い多標的活性分子である化合物TM-33がアルツハイマー病に対する創薬プロセスでのリード化合物のさらなる最適化のための魅力的な出発点を提供することを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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キノリン,イソキノリン  ,  酵素一般  ,  薬物の合成  ,  中枢神経系作用薬一般 
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