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J-GLOBAL ID：201702250543666094   整理番号：17A0243322

光化学反応を利用した単層カーボンナノチューブの化学修飾および金属ナノ粒子担持

Photochemical Modification of Single-walled Carbon Nanotubes and Their Metal Nanoparticles Attachment

著者 (4件)： 中村挙子 (産業技術総合研 先進コーティング技術研究セ) ,  大花継頼 (産業技術総合研 製造技術研究部門) ,  土屋哲男 (産業技術総合研 先進コーティング技術研究セ) ,  小坂知己 (東京学芸大 自然科学系)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 437(OME2016 74-80)  ページ： 1-4  発行年： 2017年01月21日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブは種々の高機能特性を有することから,広範囲の分野で実用化が期待されている材料であり,特に単層カーボンナノチューブ表面へ化学修飾を施すことにより,より高機能材料となることが期待される。一方,硫黄および窒素官能基を有する材料は,金や銀などの金属と選択的に反応し,自己組織化膜を構成することがよく知られている。本研究では,光反応下で進行するラジカル反応を利用することにより,単層カーボンナノチューブ表面にチオール基およびアミノ基を有する官能基を導入することに成功した。また,導入した硫黄官能基および窒素官能基を利用した金および銀ナノ粒子の担持についても検討した。(著者抄録)

シソーラス用語： *光化学反応 ,  *単層カーボンナノチューブ ,  *化学修飾 ,  *ナノ粒子 ,  *保持 ,  機能材料 ,  硫黄 ,  窒素 ,  基 ,  膜 ,  ラジカル反応 ,  メルカプト基 ,  アミノ基 ,  *金属ナノ粒子 ,  *担持 ,  高機能材料 ,  官能基 ,  自己組織化膜 ,  金ナノ粒子 ,  銀ナノ粒子

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  金属系複合材料一般  (WE04010V)

引用文献 (4件)：

• T. Lin, V. Bajpai, T. Ji, L. M. Dai, Chemistry of carbon nanotubes, Aust. J. Chem., vol.56, no.7, pp.635-651, 2003 and references therein.
• X. Y. Wang, E. C. Landis, R. Franking, R. J. Hamers, Surface chemistry for stable and smart molecular and biomolecular interfaces via photochemical grafting of alkenes, Accounts Chem. Res., vol.43, no.9, pp. 1205-1215, 2010.
• T. Nakamura, Photochemical modification and functionalization of carbon surfaces with fluorine moieties, Diamond Relat. Mater., vol.19, no.5-6, pp. 374-381, 2010.
• V. Ramakrishnan, S. D. Thompson, S. P. McGlynn, Photolysis of some cyclic disulfides, Photochem. Photobiol., vol.4, no.5, pp.907-915, 1965.

タイトルに関連する用語 (5件)： 光化学反応 ,  単層カーボンナノチューブ ,  化学修飾 ,  金属ナノ粒子 ,  担持