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J-GLOBAL ID：201702250777740669   整理番号：17A1231519

四季を再現した植物工場におけるブルーベリーの高収量化と周年化

著者 (4件)： 車敬愛 (東京農工大 農) ,  堀内尚美 (東京農工大 農) ,  千年篤 (東京農工大 農) ,  荻原勲 (東京農工大 農)
資料名： 農業電化
巻： 70  号： 6  ページ： 13-18  発行年： 2017年10月05日 
JST資料番号： L2204A  ISSN： 0286-8725  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 植物工場には人口光を利用するものと太陽光を利用するものがあり葉菜類の生産が行われているが,果樹類については殆どが露地栽培で行われている。その結果季節性が大きくオフシーズンには果樹の価格は高くなり,促成栽培による生産がこの事業機会を生かしている。筆者らは,もし果樹での植物工場化により高収量の周年出荷が可能となれば事業機会は大きく拡大すると期待して,人口光と太陽光の両者を組み合わせ,人工的に「春夏秋冬」を再現する室から構成される「ハイブリッド型植物工場」を計画し,ブルーベリーを使って実証実験を行ったと報告している。モデル施設では開花時期など各生育ステージに必要な条件を備えた各室を果樹苗木の鉢が移動していく方式で,結実後は従来どおり果実生産農家に託すと考えた。収量,品質はほぼ満足できる結果が得られ,収益性はやや不足した。しかし収益改善の余地が見込まれ,さらに主目的の周年収穫の可能性が実証されたので,今後は新しいビジネスモデルとして普及に進めたいと結んだ。

シソーラス用語： *ブルーベリー ,  *植物工場 ,  作物収量 ,  栽培 ,  発光ダイオード ,  葉菜 ,  果樹 ,  露地栽培 ,  促成栽培 ,  型 ,  *実証実験 ,  成長段階 ,  苗木 ,  品質 ,  指標 ,  流通 ,  処理 ,  福島県 ,  貸出 ,  太陽光利用型植物工場 ,  *果実収量 ,  *周年栽培 ,  開花期 ,  採算性 ,  パイロプロセス ,  *果物 ,  幼植物
準シソーラス用語： LED ,  葉菜類 ,  *ハイブリッド型 ,  開花時期 ,  収益性 ,  普及 ,  高温処理 ,  レンタル

分類 (2件)： 果樹  (FC03042G) ,  作物栽培施設  (FB03040V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 植物 ,  工場 ,  ブルーベリー ,  収量