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J-GLOBAL ID：201702251026997188   整理番号：17A1231092

日本企業の新しい宇宙利用への挑戦の方向と展望

著者 (1件)： 三本松進 (野村総研)
資料名： 知的資産創造  (Knowledge Creation and Integration)
巻： 25  号： 10  ページ： 104-115  発行年： 2017年09月20日 
JST資料番号： L3061A  ISSN： 0919-7133  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1。本稿は,先進的な日本企業が,そのミッションや経営者の思いに支えられて,全球的な宇宙利用ビジネスでどの分野に参画しているか。そして,日本のみならず世界の宇宙利用の拡大に向けてどのように貢献しようとしているかを明らかにしたいという問題意識に立っている。2。筆者が注目する新しい宇宙利用ビジネスへの挑戦は,1)全球衛星通信高速インターネット接続,2)全球AI利用リモートセンシング,3)高精度衛星測位利用ビジネス,4)高精度3次元道路地図から高精度3次元空間地図,5)世界初の人工流れ星による宇宙エンターテインメント・宇宙科学,の5分野である。3。本稿では,まず,これら先進的企業の挑戦の持つ意義,内容を明らかにする。4。次に,各社の宇宙利用ビジネスへの挑戦を,主に地上系ビジネスの未来志向の「第4次産業革命」との関係において評価し,今後の展望を明らかにしたい。5。本稿は,日本の企業,政府,地方公共団体などに対し,わが国の新しい宇宙利用ビジネスの先進的な状況を体系的に説明するものである。今後,関係各位が可能な分野で新しい宇宙利用ビジネスとの連携,活用について検討されるようになると幸いである。(著者抄録)

シソーラス用語： *企業 ,  リモートセンシング ,  衛星通信 ,  位置測定 ,  娯楽 ,  *宇宙工学 ,  技術革新 ,  *宇宙科学 ,  *全球規模 ,  意識 ,  人工知能 ,  衛星測位
準シソーラス用語： AI【人工知能】 ,  エンターテインメント ,  *ビジネスチャンス ,  *宇宙技術 ,  第4次産業革命 ,  *日本企業 ,  問題意識

分類 (2件)： 経営工学一般  (KA01010C) ,  研究開発  (DA01040C)

引用文献 (5件)：

• 内閣府宇宙政策委員会宇宙産業振興小委員会 「宇宙産業ビジョン2030」 2017年5月
• 経済産業省産業構造審議会新産業構造部会 「新産業構造ビジョン取りまとめ」 2017年5月
• 日本経済再生本部 「未来投資戦略2017」 2017年5月
• 三本松進 「日本の宇宙の開発・利用の事業化、産業化に向けて」 『知的資産創造』 2017年3月号
• 三本松進 「準天頂衛星4機体制での高精度衛星測位時代に向けて」 『知的資産創造』 2017年6月号

タイトルに関連する用語 (4件)： 日本 ,  企業 ,  宇宙 ,  展望