抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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超硬合金の特性を更に向上させるために,DLCやダイヤモンドといった硬質皮膜を形成する技術が広く利用されている。本研究においては,このような硬質皮膜がどのような疲れ特性を持つのか,実験的な評価を実施した。6%のCoを有する超硬合金を基板とし,ホウ素をドーピングしたダイヤモンド膜を熱フィラメント蒸着法によって形成した。このサンプルについて曲げ試験および平板曲げ疲れ試験を実施した。負荷モードはダイヤモンド膜に引張応力のみが発生する完全片振り条件であった。この実験から,ダイヤモンド膜はホウ素ドーピングによって曲げ強さが向上すること,ダイヤモンド膜の疲れは超硬合金基板と同等以上であることを明らかにした。