抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿は筆者が日本中性子科学学会学会賞を受賞した時の受賞記事である。本記事で紹介された研究は,ILL,KENS,IRIS,JRR-3,J-PARCの中性子散乱施設における様々な分光器を使用した研究である。特に,1)液体・非晶質材料用の中性子全反射分光器の開発,2)中性子回折法による液体・溶液の構造研究,3)非弾性中性子散乱法による液体・溶液のダイナミクスの研究を紹介した。筆者の溶液化学の研究は東京工業大学大学院博士課程における「水溶液中の水和遷移金属イオンのX線構造解析」から出発した。1978年に理学博士を取得後,スウェーデンのGoeteborg大学で3年間の博士研究院として研究と教育を行った。