文献

J-GLOBAL ID：201702251340854988   整理番号：17A1738222

乾燥方法がヨーロッパコウイカの外套膜と触手の栄養価に与える影響

Effect of Different Drying Procedures on the Nutritional Value of the Mantle and Tentacles of Sepia officinalis

著者 (7件)： TIR Meriam (Univ. Tunis EL Manar, Tunis, TUN) ,  BEJAOUI Safa (Univ. Tunis EL Manar, Tunis, TUN) ,  CHETOUI Imene (Univ. Tunis EL Manar, Tunis, TUN) ,  MEJRI Hssan (Univ. Tunis EL Manar, Tunis, TUN) ,  ZAARAOUI Abderrazzek (Univ. Tunis EL Manar, Tunis, TUN) ,  EL CAFSI Afif (Univ. Tunis EL Manar, Tunis, TUN) ,  EL CAFSI Mhamed (Univ. Tunis EL Manar, Tunis, TUN)
資料名： Journal of the American Oil Chemists’ Society  (Journal of the American Oil Chemists' Society)
巻： 94  号： 10  ページ： 1313-1322  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： C0259A  ISSN： 0003-021X  CODEN： JJASDH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 乾燥方法の違い,即ち,従来法の太陽光による自然乾燥および制御された熱風による乾燥方法が,ヨーロッパコウイカの外套膜と触手の蛋白質,脂質,および酸の組成に及ぼす影響について調べた。さらに,脂質および蛋白質の酸化についても調べた。熱風乾燥は,温度45~70°C,湿度20もしくは30%で行った。大気中太陽光乾燥では,脂質のレベルは高くなったが蛋白質は一定であった。一方,熱風乾燥では,脂質も蛋白質もレベルが高くなった。70°Cおよび太陽光乾燥では,飽和脂肪酸含量が増大した。太陽光乾燥では多価不飽和脂肪酸,とくに,DHAとEPAの比率が劇的に減少した。一方,熱風乾燥では脂肪酸プロファイルに大きな変化はなかった。脂質と蛋白質の酸化についても,MDAのレベルが乾燥条件により異なった。乾燥条件として,45~50°C,湿度20~30%の熱風乾燥が,太陽光乾燥に比べて蛋白質と脂質の維持に優れていることがわかった。

シソーラス用語： *乾燥 ,  方式 ,  *コウイカ属 ,  組織性膜 ,  触覚器 ,  栄養価 ,  *化学組成 ,  タンパク質 ,  脂質 ,  *脂肪酸組成
準シソーラス用語： *ヨーロッパコウイカ ,  外套膜 ,  触手

分類 (3件)： 食品の乾燥  (FJ03040T) ,  食品の分析  (FJ01030U) ,  動物性水産食品  (FJ13020C)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヨーロッパコウイカ ,  外套膜 ,  触手 ,  栄養価