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J-GLOBAL ID：201702251552393076   整理番号：17A0514435

30歳代前半世代における生成原単位減少の実態に関する分析

著者 (5件)： 西堀泰英 (公益財団法人豊田都市交通研究所) ,  土井勉 (大阪大学COデザインセンター) ,  石塚裕子 (大阪大学未来戦略機構) ,  白水靖郎 (中央復建コンサルタンツ株式会社) ,  中矢昌希 (中央復建コンサルタンツ株式会社)
資料名： 土木学会論文集 D3(土木計画学)(Web)  (土木計画学研究・論文集(Web))
巻： 72  号： 5  ページ： I_627-I_639(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0202A  ISSN： 2185-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 交通計画を行う際の基礎指標である生成原単位は,将来にわたって大きく変動しないことを前提とされてきた.しかし,複数の都市圏で生成原単位が減少していることが報告されている.この背景を把握することを目的に,特に生成原単位の減少が大きな30歳代前半の人々に絞り,アンケート調査結果や近畿圏PT調査データを用いて,様々な個人属性別の移動実態の変化を分析した.その結果,外出状況の違いは年収や運転免許証の保有と関係があること,かつて生成原単位が大きかった免許ありの人や無職等の女性で,生成原単位が大きく減少していること,それらは,1日に複数回のトリップを行う人たちや外出者の減少が影響していることが明らかになった.これらの影響を受けて生成原単位が減少している実態を,定量的に把握することができた.(著者抄録)

シソーラス用語： 社会 ,  減少 ,  アンケート ,  パーソントリップ調査 ,  分析 ,  *数 ,  *トリップ ,  指標 ,  基礎 ,  *年齢 ,  循環型社会 ,  調査
準シソーラス用語： *30歳代前半世代 ,  PT調査 ,  基礎指標 ,  持続可能な社会 ,  *実態 ,  人口構造 ,  *生成原単位

著者キーワード (5件)： trip rate ,  travel behavior ,  trip chain ,  collaboration with transportation policy and other fields ,  person trip survey

分類 (1件)： 交通調査  (TB01031B)

引用文献 (20件)：

• 1) 京阪神都市圏交通計画協議会:京阪神都市圏交通計画協議会HPデータ閲覧システム,2016.2最終閲覧.
• 2) 東京都市圏交通計画協議会:パーソントリップ調査からみた東京都市圏の都市交通に関する課題と対応の方向性,2012.
• 3) 中京都市圏総合都市交通計画協議会:人の動きからみる中京都市圏のいま,2014.
• 4) 国土交通省:平成20年度国土交通白書,2009.
• 5) 佐藤和彦,毛利雄一,中野敦:パーソントリップ調査における生成原単位とその変動に関する分析,土木計画学研究・講演集,No. 19 (2), pp. 807-810, 1996.

タイトルに関連する用語 (3件)： 世代 ,  原単位 ,  分析