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J-GLOBAL ID：201702251755729543   整理番号：17A1220445

環境浄化における応用のためのCuまたはFe修飾窒素ドープ二酸化チタンの光触媒活性及び特性の評価

Evaluation of photocatalytic activities and characteristics of Cu- or Fe-modified nitrogen-doped titanium dioxides for applications in environmental purification

著者 (4件)： OHWAKI Takeshi (Meijo Univ., Nagoya, JPN) ,  SAEKI Shu (TOYOTA Central R&D Labs., Inc., Aichi, JPN) ,  AOKI Koyu (TOYOTA Central R&D Labs., Inc., Aichi, JPN) ,  MORIKAWA Takeshi (TOYOTA Central R&D Labs., Inc., Aichi, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 55  号： 1S  ページ： 01AA05.1-01AA05.4  発行年： 2016年01月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 可視光照射下における揮発性有機化合物の気体分解速度において現れる光触媒活性が,窒素ドープ二酸化チタン(N-TiO₂)の表面に負荷されたCuあるいはFe化合物により促進されることは,よく知られている。また,抗微生物特性が,N-TiO₂上に負荷されたCu化合物により改善されることも知られている。本研究において,N-TiO₂上にCuあるいはFe化合物を負荷することにより実現した,アセトアルデヒド気体分解速度及び抗微生物特性を,実用的な観点から研究した。光触媒活性の増倍を確認し,アルデヒド気体分解におけるCuあるいはFe修飾N-TiO₂の耐久性を実証した。増倍を,負荷された材料の価電子状態を考察することにより説明した。この増倍は,負荷金属化合物の表面における光Fenton反応から起こる酸化種の量の増加の結果であると推定した。このような可視光感度光触媒の室内応用の範囲を拡大する観点から,作製プロセス,すなわち,粉末のナノサイジング及び各種基板上での固定の改善も議論した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *酸化チタン ,  *ドーピング ,  *触媒活性 ,  *銅化合物 ,  *鉄化合物 ,  *表面改質 ,  揮発性有機化合物 ,  *速度 ,  *抗微生物作用 ,  耐久性 ,  *Fenton反応 ,  *光化学反応 ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： *二酸化チタン ,  *窒素ドーピング ,  *光触媒活性 ,  *表面修飾 ,  *分解速度 ,  *光Fenton反応

分類 (2件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  光化学一般  (CB08010U)

物質索引 (1件)： アセトアルデヒド

引用文献 (34件)：

• K. Hashimoto, H. Irie, and A. Fujishima, Jpn. J. Appl. Phys. 44, 8269 (2005).
• X. Chen and S. S. Mao, Chem. Rev. 107, 2891 (2007).
• A. Fujishima, X. T. Zhang, and D. A. Tryk, Surf. Sci. Rep. 63, 515 (2008).
• J. Chen and C. S. Poon, Build. Environ. 44, 1899 (2009).
• D. P. Macwan, P. N. Dave, and S. Chaturvedi, J. Mater. Sci. 46, 3669 (2011).

タイトルに関連する用語 (9件)： 環境浄化 ,  応用 ,  Cu ,  Fe ,  修飾 ,  窒素ドープ ,  酸化チタン ,  光触媒活性 ,  評価