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J-GLOBAL ID:201702251853792584   整理番号:17A1627732

トウモロコシとカッサバ澱粉ベースのフィルムの物理化学的性質に影響を及ぼす澱粉含量【Powered by NICT】

Starch content affects physicochemical properties of corn and cassava starch-based films
著者 (3件):
資料名:
巻: 109  ページ: 619-626  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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生分解性澱粉を原料としたフィルムは,化石源から誘導された包装の代替として広く用いられている。組成,澱粉顆粒の構造及び形態特性は植物源と共に変化し,特性と所望の機能に有意差に寄与した。本研究の目的は,鋳造によって製造されたトウモロコシ(Zea maysL.)とキャッサバ(Manihot esculentaL.)澱粉ベースフィルムの物理化学的性質に及ぼす澱粉含量影響を評価することであった。異なる澱粉含量(2060gkg~( 1)),グリセロール(9gkg~( 1))及びキサンタンゴム(0.05gkg~( 1))を用いた。走査電子顕微鏡(SEM)解析から,トウモロコシおよびキャッサバ生澱粉は多面体と楕円形を示したことが分かった。主成分分析(PCA)の結果は,より高い生体高分子含量は厚さの増加(0.07と0.17mmの間の範囲)と澱粉ベースのフィルムの水蒸気透過性(0.42と0.15gmmh~( 1)m~ 2kPa~( 1)の間の範囲)の減少を促進することを示した。さらに,膜中の増加した澱粉含量は改善された機械的性質を促進した。同じ澱粉含有量では,カッサバ澱粉ベースフィルムは,トウモロコシ膜よりも高い水溶解度を示し,約22%と16%であった。引張強さ,(3.9MPa),最大伸び(120%)と弾性率(65MPa)として澱粉(40gkg~( 1))ベースのフィルムの機械的性質は,現在市販されている食品包装として使用LDPE(低密度ポリエチレン)をベースにした膜と同等であった。得られた結果から,トウモロコシおよびキャッサバ澱粉は食品包装開発のための有望な代替案であると考えられる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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その他の高分子材料  ,  澱粉 

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