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J-GLOBAL ID：201702252039840384   整理番号：17A0927906

植物の自己防御物質フィトアレキシンの多様性 植物は自ら作る多様な抗菌性物質で病原菌に対抗する

著者 (1件)： 長谷川守文 (茨城大 農)
資料名： 化学と生物
巻： 55  号： 8  ページ： 547-552  発行年： 2017年07月20日 
JST資料番号： G0527A  ISSN： 0453-073X  CODEN： KASEAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フィトアレキシンの単離・構造解析に関する研究は20世紀後半に盛んに行われ,非常に多くの成果が蓄積された。21世紀に入ってからのフィトアレキシン研究はその生合成や誘導機構に関するものが中心になってきており,いわゆる「モノ取り」的な研究はやり尽くされた感があった。しかし,近年イネ科やアブラナ科植物の研究で,従来考えられていたよりも多様な化合物がフィトアレキシンとして機能していることがわかってきた。(著者抄録)

シソーラス用語： *フィトアレキシン ,  イネ ,  トウモロコシ ,  アブラナ科 ,  生体成分分析 ,  ジテルペン ,  アミド ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ケトン ,  酸素複素環化合物 ,  フラボノイド
準シソーラス用語： インドール類 ,  カウラレキシン ,  ゼアレキシン ,  植物成分分析

分類 (1件)： 植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (3件)： フラバノン ,  カウラレキシンB3 ,  ゼアレキシンA1

引用文献 (47件)：

• 1) K. O. Müller & H. Börger: <i>Arb. Biol. Reichsanst. Land Forstwirtsch.</i>, <b>23</b>, 189 (1940).
• 2) J. L. Ingham: Phytopathol. Z., 78, 314 (1973).
• 3) H. D. VanEtten, J. W. Mansfield, J. A. Bailey & E. E. Farmer: <i>Plant Cell</i>, <b>6</b>, 1191 (1994).
• 4) I. A. M. Cruickshank & D. R. Perrin: <i>Nature</i>, <b>187</b>, 799 (1960).
• 5) J. B. Harborne: Biochem. Syst. Ecol., 27, 335 (1999).

タイトルに関連する用語 (7件)： 植物 ,  自己 ,  防御物質 ,  フィトアレキシン ,  多様性 ,  抗菌性物質 ,  病原菌