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J-GLOBAL ID:201702252200285786   整理番号:17A1717400

常在菌群集オオムギ穀粒生成の研究:セクレトームとキシラン分解可能性【Powered by NICT】

Investigation of the indigenous fungal community populating barley grains: Secretomes and xylanolytic potential
著者 (5件):
資料名:
巻: 169  ページ: 153-164  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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穀粒を占める常在真菌種はキシラナーゼを含む多くの植物細胞壁分解酵素,植物-病原体相互作用におけると種々の炭素源に対する真菌の適応において重要な役割を果たす可能性を産生する。粒表面結合酵素活性へのより多くの洞察を得るために,占有真菌群集のメンバーを分離し,それらのセクレトームとキシラン分解活性を評価した。二十七種類の真菌種は,異なる収穫年と成長サイト上で六オオムギ栽培品種の穀粒から分離した。分離菌は唯一の炭素源としてオオムギ粉またはコムギアラビノキシラン含有培地上に成長させた。セクレトームとキシラナーゼ活性はSDS-PAGE及び酵素アッセイを用いて分析し,種と炭素源に応じて変化することが分かった。セクレトームは,キシラナーゼとキシラン分解酵素が最も豊富であった細胞壁分解酵素が支配的であった。オオムギ粉とコムギアラビノキシランで増殖したAspergillus nigerとあまり研究されていない病原性真菌Fusarium poaeの2-DEセクレトーム解析は,その多くが,加水分解酵素,キシラナーゼを含む82A.nigerおよび31F.poae蛋白質を同定した。穀粒の表面に生息する微生物は,キシラナーゼのような酵素の生産,植物細胞壁を解重合するにおいて活用される。ゲルベースプロテオミクスアプローチの統合活性アッセイでは,興味ある性質を有する新規酵素の同定につながるだけでなく,植物-真菌相互作用,真菌病原性と適応への洞察を提供することができる真菌の分泌とキシラン分解活性の分析とキャラクタリゼーションのための強力なツールである。ホストニッチへの真菌応答の理解可能性共生生物,抗真菌薬と生物工学的応用のための新しい標的を明らかにするために重要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物の生化学  ,  生物学的機能 

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