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J-GLOBAL ID:201702252233037198   整理番号:17A1076094

高炉スラグ細骨材を用いたコンクリートの凍結融解作用後の水中疲労に関する研究

Fatigue Life in Water Condition of Concrete with Blast Furnace Slag Sand Subjected to Freeze-Thaw Attack
著者 (2件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 588-593(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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多くの橋梁のコンクリート床版は重交通と凍結融解作用によって劣化している。破損した防水層を通った水が,コンクリートの劣化をさらに促進している。取り換えで使用されるコンクリートは凍結融解作用と水中疲労に対して高い抵抗性を有すべきである。本研究では,凍結融解作用への抵抗性が,AE剤を添加しない場合でも高炉水砕スラグ細骨材によって改善できることを示す。AE剤を添加していない高炉水砕スラグコンクリートの凍結融解作用への抵抗性は,通常の砕砂を使用したAEコンクリートとほぼ同等である。凍結融解作用を受けたコンクリートの疲労は結合材の種類に依存する。砕砂を使用した場合,凍結融解作用を受けた早強ポルトランドセメントコンクリートの疲労は,普通ポルトランドセメントを用いた場合より低下する。高炉スラグ細砂を使用した場合も,傾向は砕砂の場合とほぼ同様である。しかし,高炉スラグ細砂を使用すると,水中養生期間によって,凍結融解作用を受けたコンクリートの疲労は改善できる。本報告では,高炉スラグ細砂が水と反応しコンクリートの耐久性を改善することもまた示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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骨材  ,  建築物の維持・管理  ,  モルタル,コンクリート 
引用文献 (6件):
  • 1) Y. Ishikawa, S. Aoyama, N. Tokura, M. Nishio, “Characteristics of Chrolid Penetration Due to Anti-freezing Agent into Slab Concrete of Steel Girder Bridges”, Proc. of the Japan Concrete Institute Annual Convention, Vol.32, No.2, pp. 1393-1398 (2010).
  • 2) H. Matsushita, “A Study on Compressive Fatigue Strength of Concrete in the Water”, Journal of Japan Society of Civil Engineers, Vol.296, pp.87-95 (1980).
  • 3) N. Takeda and S. Sogo, “The Effect of composite deterioration of frost damage and slat damage on durability of concrete”, Proceedings of the Japan Concrete Institute, Vol.23, No.2 pp.427-432, (2001)
  • 4) K. Saito, M. Kinoshita, T. Ihara and C. Yoshizawa, “Properties of High Durability Concrete with Blast furanace Slag Sand”, Proceedings of the Japan Concrete Institute, Vol.31, No.1 pp.139-144, (2009)
  • 5) T. Fujii, M. Hori, H. Fujiwara and T. Ayano, “Carbonation, Diffusivity of Chloride Ion and Electric Resistivity of Concrete with Blast Furnace Slag Sand”, Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, Vol.16, pp.195-200, (2016).
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