シリコーンナノエマルションの安定化における半固体両親媒性トリブロック共重合体のアンカーブロックの結晶化度の重要性【Powered by NICT】

Le Kim Trang Huyen; Jun Hwiseok; Nam Yoon Sung; Nam Yoon Sung

文献

J-GLOBAL ID：201702252962024705 整理番号：17A1056263

シリコーンナノエマルションの安定化における半固体両親媒性トリブロック共重合体のアンカーブロックの結晶化度の重要性【Powered by NICT】

Importance of crystallinity of anchoring block of semi-solid amphiphilic triblock copolymers in stabilization of silicone nanoemulsions

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資料名：
巻： 503 ページ： 39-46 発行年： 2017年
JST資料番号： C0279A ISSN： 0021-9797 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

油と水の間の界面における凝固高分子乳化剤はユニークな半固体界面の形成に起因する乳濁液への例外的な分散安定性を提供することができる。著者らの最近の研究は,パラフィン水エマルションの構造安定性を,メトキシポリ(エチレングリコール)-block-ポリ(ε-カプロラクトン)の疎水性ブロック(mPEG b PCL)の油濡れ性に大きく依存することを示した。シリコーン水中油ナノ乳濁液のコロイド特性に及ぼす,PCLL b PEG b PCLL,トリブロック共重合体乳化剤の疎水性ブロックの結晶化度の影響を調べた。ε-カプロラクトンとL-ラクチドの増加した比率は,疎水性ブロックの結晶度,言い換えると界面で増加した鎖の移動性のため,シリコーン油ナノエマルションの液滴サイズを減少させるを減少させた。全ての調製したナノ乳濁液の37°Cで1カ月間は非常に安定であった。しかし,反復凍結融解サイクルへの曝露は,低下した結晶性を有する高分子を用いて調製したナノ乳濁液を不安定化する。本研究では,半固体界面におけるアンカリング鎖結晶化は過酷な物理的ストレス下でナノエマルションの構造的ロバスト性にとって非常に重要であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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著者キーワード (5件)： , , , ,

コロイド化学一般 , 液-液界面

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