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J-GLOBAL ID:201702253221654819   整理番号:17A0763631

アスコルビン酸酸化とHOO/O2・-ラジカル捕捉の理論的研究

A theoretical study of ascorbic acid oxidation and HOO /O2 - radical scavenging
著者 (3件):
資料名:
巻: 15  号: 20  ページ: 4417-4431  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0499C  ISSN: 1477-0520  CODEN: OBCRAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アスコルビン酸はよく知られた酸化防止剤およびラジカルスカベンジャーである。それは2つの陽子と2つの電子を失うことによって酸化されるが,通常は一度に1つの電子だけを失う。アスコルビン酸ラジカルの反応性は特異であり,そこでは,それは他のラジカルと不均化するかまたは反応するが,非ラジカル種とはほとんど反応しない。アスコルビン酸の酸化機構を調べるために,SMD非明示的溶媒モデルおよび明示的水によるB3LYP/6-31+G(d,p)およびCBS-QB3レベルの理論を用いてpKaおよび還元を計算した。計算は,水中のデヒドロアスコルビン酸の最も安定な形態は二環状の水和構造であることを示し,それはNMR研究と一致した。種々のpH条件で起こり得る酸化反応は,計算されたpKaおよび標準還元電位からのポテンシャル-pH(Pourbaix)線図を構築することによって理解することができる。生理的pHにおいて,中間体ラジカルの不均化は熱力学的に有利である。計算は,不均化がBielskiによって示唆されたように,アスコルビン酸ラジカルの二量化および内部電子移動を経て進行することを示す。二量体において,アスコルベートユニットの1つが環化する。次いで,プロトン化および解離によって完全に還元され構造および二環式の完全に酸化された構造が生成する。計算は,この機構がアスコルビン酸ラジカルとスーパーオキシドなどの他のラジカル種との反応も説明することを示す。アスコルビン酸ラジカルがラジカルと結合し,分子内電子移動とそれに続く環化および加水分解によってデヒドロアスコルビン酸が生成してラジカルをその還元型に変換する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ビタミンC  ,  光化学反応,ラジカル反応  ,  酸化防止剤,安定剤  ,  原子の電子構造 

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