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J-GLOBAL ID：201702253346339746   整理番号：17A1694871

測りたいものがあったから装置を作った

著者 (1件)： 齊藤敬高 (九大 大学院工学研究院)
資料名： ふぇらむ  (日本鉄鋼協会会報)
巻： 22  号： 11  ページ： 612-615  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： L2666A  ISSN： 1341-688X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鉄鋼などの無機基盤材料が高温溶融体を介する工程によって大量生産されている限り,溶融スラグや金属の高温物性値はプロセスを制御し,最適化するために不可欠な基礎データである。また,粘度,密度,表面張力,熱伝導率,比熱,電気伝導率などの物性値は融体構造や熱力学諸量との間に物理化学的な強い相関がある。本稿では,粘度,界面物性,結晶化挙動および融体構造に関する測定手法について解説した。1)複数の陰イオンを含むスラグの融体物性:製銑・製鋼スラグの雰囲気制御融体物性測定装置(粘度,密度表面張力),2)超高温下の濡れ性評価:2000°Cでの濡れ性評価,3)電気容量測定によって検出するスラグの結晶化:回転撹拌場における電気容量測定,4)スラグの融体物性と交流パラメータ:。

シソーラス用語： *メルト ,  *溶融スラグ ,  製鋼スラグ ,  *計測器 ,  粘度 ,  *物理的性質 ,  結晶化 ,  液体構造 ,  密度 ,  界面張力 ,  濡れ ,  接触角 ,  静電容量 ,  超高温
準シソーラス用語： 溶融体 ,  物性値 ,  界面物性 ,  密度測定 ,  表面張力 ,  表面張力測定 ,  濡れ性 ,  電気容量

分類 (2件)： 粘性,粘弾性の計測法・機器  (AD05070R) ,  液体構造一般  (BK02010E)

引用文献 (15件)：

• N.Saito, D.Nakata, K.Fujimoto, S.Sukenaga, T.Ichiki and K.Nakashima : Proc. 10th Int. Conf. Eur. Ceram. Soc., (2007), 1229.
• N.Saito, D.Nakata, S.Sukenaga and K.Nakashima : Key Eng. Mater., 287 (2007), 69.
• T.Ohsugi, S.Sukenaga, Y.Inatmi, Y.Gonda, N.Saito and K.Nakashima : ISIJ Int., 53 (2013), 185.
• S.Sukenaga, T.Osugi, Y.Inatomi, N.Saito and K.Nakashima : J. MMIJ, 129 (2013), 203.
• 助永壮平,小川将幸,K.H.Kim,柴田浩幸 : CAMP-ISIJ, 30 (2017), 222.