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J-GLOBAL ID:201702253800679429   整理番号:17A0777283

DPPCと分離電荷の二価対イオンをもつペルフルオロ二長鎖塩からなる二成分系の界面特性

Interfacial Properties of Binary Systems Composed of DPPC and Perfluorinated Double Long-Chain Salts with Divalent Counterions of Separate Electric Charge
著者 (3件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 479-489(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0238A  ISSN: 1345-8957  CODEN: JOSOAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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1,1’-(1,ω-アルカンジイル)-ビスピリジニウム ペルフルオロテトラデカンカルボキシラート(CnBP(FC14)2,n=2,6または10)およびジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC)の二成分系単分子膜の界面挙動を,表面圧(π)-面積(A)と表面電位(ΔV)-等温線の測定および形態学的観察によって調べた。以前の研究では,0.15M NaCl上に展開した後にC2BP(FC14)2とC6BP(FC14)2のスペーサー部分は完全に解離するが,C10BP(FC14)2のスペーサー部分は単分子膜状態で解離しないことを示した。しかし,本研究では,ΔV-A等温線は,DPPC単分子膜の存在下でC10BP部分が部分的に解離することを示した。混合の過剰Gibbs自由エネルギーと二次元相図は,CnBP(FC14)2がDPPC単分子膜と混和性があり,そしてDPPC単分子膜に対する流動化効果ももつことを示唆している。Brewster角顕微鏡(BAM),蛍光顕微鏡(FM),および原子間力顕微鏡(AFM)を用いて,二成分系単分子膜の相挙動を観察した。C10BP(FC14)2によるDPPCに富む分域の分散様式は,他のCnBP(FC14)2単分子膜のものとは著しく異なる。これらの結果は,リン脂質の脂肪族鎖がフッ素化界面活性剤または両親媒性物質と結合の二価スペーサーの解離をコントロールするということを示唆する。(翻訳著者抄録)
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