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J-GLOBAL ID:201702254008513338   整理番号:17A1477887

火災避難時における土地鑑を考慮した徒歩経路探索モデルの提案

A Proposal of the Route Choice Model with Pedestrian’s Individual Map Recognition in a Fire Evacuation
著者 (5件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: AG16-G_1-11(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0128A  ISSN: 1346-8030  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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災害時に徒歩避難を行う際の経路選択は避難完了率などに影響すると考えられるが,従来のシミュレーションモデルでは全避難者が避難所への最短経路と全通路状況を把握するものと仮定していた。本論文では,各避難者がそれぞれ異なる「避難所位置や道路,道路状況の認識(土地鑑)」を持つものとし,徒歩避難シミュレーションによって各避難者の認識が避難状況に与える影響を調べた。まず,各避難者を連続空間での有限の大きさを持つ粒とし,狭域行動は人間の視覚情報をベースとするヒューリスティックモデル,広域行動は各自異なる地図認識を持つ避難者が交差点に到着するたびに,周囲の環境を認識しながら土地鑑を更新して決定するものとした。また,避難所の位置を把握していない場合には随時目視範囲内で避難所を探索し,知っている避難者がいれば避難所の位置を共有するとともに,目的の避難所が同じで避難経路を知っている避難者と避難経路を共有するものとした。室内実験での観測結果と本経路選択モデルによるシミュレーション結果を比較し,定性的に再現可能であることを確かめた。さらに,火災シミュレーション結果を避難シミュレーションに反映させる火災避難シミュレーションを行って土地鑑が避難状況に影響を及ぼすことを確認し,避難所位置の認識が避難完了率に大きく影響することが示唆された。
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分類 (3件):
分類
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火災  ,  ネットワーク法  ,  計算機シミュレーション 
引用文献 (20件):
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