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J-GLOBAL ID：201702254064542960   整理番号：17A1516452

セラミックスと教育(3)科学啓発活動への展開を目的とした顔料短時間合成法の開発

著者 (4件)： 米田美佳 (Okayama Univ.) ,  石田尚之 (Okayama Univ.) ,  寺西貴志 (Okayama Univ.) ,  中西真 (Okayama Univ.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 52  号： 11  ページ： 759-763  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 次代を担う青少年に化学の面白さや最先端の科学を紹介する化学啓発活動として,全国の学校・自治体等が中心となり,さまざまなテーマの科学体験教室が実施されている。変化が目に見えるテーマや作品を持ち帰ることができるテーマは人気が高く,「色」を題材としたテーマは青少年の関心を惹きつける上で効果的である。無機顔料の合成は焼成に時間がかかるため題材として取り上げられていないが,本稿では,無機顔料の短時間合成法の開発について紹介した。焼成時間を短縮するため,マイクロウェーブキルンに着目した。家庭用電子レンジを用いて800°Cまで8~15分間で加熱でき,これを焼成炉として利用すれば,顔料を短時間かつ容易に合成できる。1)電気炉焼成を行う従来法との比較,2)科学実験教室に向けた合成条件の検討,3)他の顔料への本法の適用。

シソーラス用語： セラミック ,  *学校教育 ,  *科学教育 ,  主題 ,  *無機顔料 ,  色 ,  色相 ,  焼成 ,  焼成炉 ,  *マイクロ波加熱 ,  電子レンジ ,  加熱速度 ,  測色
準シソーラス用語： 啓発活動 ,  テーマ ,  マイクロウェーブ加熱 ,  時間短縮

分類 (2件)： セラミック・陶磁器一般  (YC03010K) ,  科学技術教育  (AA04000C)

引用文献 (11件)：

• 米田美佳,中西 真,押木俊之,小野山和男,原田 勲,菅 誠治,高田 潤, セラミックス, 48, 889-894 (2013).
• M. Yoneda, K. Gotoh, M. Nakanishi, T. Fujii and T. Nomura, Powder Technology, in press.
• S. Kurajica, J. Popovic, E. Tkalcec, B. Grzeta and V. Mandic, Mater. Chem. Phys., 135, 587-593 (2012).
• M. Taguchi, T. Nakae, K. Hashi, S. Ohki, T. Shimizu, Y. Sakka, A. Matsushita, H. Abe, T. Funazukuri and T. Naka, Dalton Trans., 42, 7167-7176 (2013).
• Z. Chen, E. Shi, W. Li, Y. Zheng, N. Wu and W. Zhong, J. Am. Ceram. Soc., 85, 2949-2955 (2002).

タイトルに関連する用語 (9件)： セラミックス ,  教育 ,  科学 ,  啓発活動 ,  展開 ,  顔料 ,  短時間 ,  合成法 ,  開発