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J-GLOBAL ID:201702254285314897   整理番号:17A0311195

グリシンベタインを組み合わせた熱水の影響は冷蔵ビワ果実の低温障害を軽減する【Powered by NICT】

Effect of hot water combined with glycine betaine alleviates chilling injury in cold-stored loquat fruit
著者 (7件):
資料名:
巻: 118  ページ: 141-147  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: W1912A  ISSN: 0925-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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1°Cで貯蔵したビワ果実の低温障害(CI),果実品質および生理的変化に及ぼすグリシンベタイン(GB,10mmolL~( 1))処理を組み合わせた熱水浸漬(HW,45°Cで10分間)の影響を調べた。結果はHWまたはGB単独での処理は,対照と比較してビワ果実のCIに有意な改善であることを示した。HWとGBの併用処理したHWまたはGB単独よりもCIを低減し,品質パラメータの維持においてより効果的であった。さらに,GB処理と組み合わせたHWはイオン漏出,ビワ果実中のマロンジアルデヒド(MDA)含量を有意に減少させた。スーパーオキシドジスムターゼ(SOD),カタラーゼ(CAT)およびアスコルビン酸ペルオキシダーゼ(APX)を含む抗酸化酵素の活性は対照よりも併用処理の方が高かった。ビワ果実におけるプロリンとγ-アミノ酪酸(GABA)含有量の蓄積もHWとGBの組合せ,Δ~1-ピロリン-5-カルボキシラートシンテターゼ(P5CS),オルニチンδ-アミノトランスフェラーゼ(OAT)及びグルタミン酸デカルボキシラーゼ(GAD)のような代謝酵素活性の増加によって説明されるにより誘導された。これらの結果は,GB処理と組み合わせたHWは抗酸化酵素活性とプロリンまたはGABA代謝を誘導することによるビワ果実の低温耐性を高めることを示唆した。HWとGB処理の組合せは,冷蔵ビワ果実のCI,ビワ産業への適用の可能性を低減する有用な方法になれる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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果実とその加工品  ,  植物の生化学 

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