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J-GLOBAL ID：201702254434192558   整理番号：17A1149039

国境を跨ぐ侵害行為 ネットワーク関連発明における国境を跨いで構成される侵害行為に対する特許保護

著者 (1件)： 茶園成樹 (大阪大 大学院高等司法研究科)
資料名： IPジャーナル  (Intellectual Property Journal)
号： 2  ページ： 04-10  発行年： 2017年09月15日 
JST資料番号： L4962B  ISSN： 2432-910X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ネットワーク関連発明における国境を跨いで構成される侵害行為に対する特許保護に関し,海外の関連する裁判例を参考に,属地主義の原則,主たる行為地と市場地について考察する。海外の事例ではいずれも侵害が認められたが,侵害成立には問題となる行為が全て国内で完結する必要がある。従って,ネットワーク関連の他人の特許発明を他国で実施すれば容易に侵害を免れる可能性がある。日本でも属地主義の原則を緩やかに,行為に一部が国外で行われている場合にも全体として評価する必要がある。主たる行為地が日本国内の場合は実施地は日本であるが,日本市場に影響を与える時(市場地)にも実施地を日本と解釈する考え方が国内委員会で示された。

シソーラス用語： *境界 ,  特許法 ,  *資産 ,  *犯罪 ,  日本 ,  法規 ,  ネットワーク ,  理論 ,  輸出 ,  電子メール ,  市場
準シソーラス用語： *国境 ,  国内市場 ,  *侵害 ,  *知的財産 ,  抵触法

分類 (2件)： 情報源  (AC03000B) ,  工業所有権  (JA01070P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 国境 ,  侵害 ,  行為 ,  特許