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J-GLOBAL ID:201702254563284401   整理番号:17A1100489

2-ヘリックスモチーフは膜2重層中での触媒作用のためのリゾホスファチジン酸アシル基転移酵素活性部位を配置する

A two-helix motif positions the lysophosphatidic acid acyltransferase active site for catalysis within the membrane biolayer
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資料名:
巻: 24  号:ページ: 666-671  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: W0637A  ISSN: 1545-9993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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内在性膜蛋白質のリゾホスファチジン酸アシル基転移酵素(AGPAT)ファミリーは,膜結合/可溶性基質へのアクセスとそれらの活性部位への移動を同時に行うことができるが,その機構の詳細は不明である。AGPATに属する好熱細菌Thermotoga maritima由来の1-アシル-sn-グリセロール-3-リン酸アシル基転移酵素(PlsC)の結晶構造を決定した。本構造はPLsCがαβ-アシル基転移酵素ドメインと基準のHX4D活性部位を含むが,疎水性/芳香族残基が多く存在する普通でないN末端2-ヘリックスモチーフに連結していることを明らかにした。モデリング,分子動力学(MD)シミュレーションと変異誘起は,このモチーフによりPLsCが膜の1つのリーフレットに固定されていることを示した。この膜への結合様式および活性部位の位置が,PLsCの膜会合リゾホスファチジン酸(LPA)と可溶性アシル供与体への同時の結合のみならず,リン脂質2重層へのホスファチジン酸(PA)産物の遊離を可能にした。変異誘起と生化学的分析は,AGPATの持つ高い基質特異性の構造的基礎も明らかにした。
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  分子構造 
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