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J-GLOBAL ID：201702254801356980   整理番号：17A0718186

高断熱住宅への住み替えによる冬季の睡眠の質への影響

IMPACT OF MOVING TO HOUSES WITH HIGH THERMAL INSULATION PERFORMANCE ON SLEEP QUALITY IN WINTER

著者 (5件)： 海塩渉 (慶応大 大学院理工学研究科) ,  海塩渉 (鹿島建設) ,  伊香賀俊治 (慶応大 理工) ,  大橋知佳 (慶応大 大学院理工学研究科) ,  大橋知佳 (NTT東日本)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 736  ページ： 513-523  発行年： 2017年06月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 住宅温熱環境と冬季の睡眠の質との関係を研究した。高断熱住宅への住み替えを行った顧客に対してその前後の温湿度実測,住まい方・ピッツバーグ睡眠質問票(PSQI)・着衣・寝具等に関するアンケートを行った。睡眠分析サンプルのスクリーニングを行い,室温が睡眠の質に及ぼす影響を分析した。その結果,1)PSQIの平均値は住み替え前後で得点の変化が認められないものの,平均睡眠時間の増加,入民困難・寒さによる睡眠阻害の頻度が有意に減少し,断熱性能向上効果が確認できること,2)冬季の室温上昇が睡眠効率,中途覚醒回数に及ぼす影響を重回帰分析した結果,有意な影響が確認できたこと,等の知見を得た。

シソーラス用語： *精神医学的検査 ,  品質 ,  *睡眠 ,  温熱環境 ,  独立住宅 ,  *断熱 ,  アンケート ,  室温 ,  冬 ,  覚醒 ,  睡眠障害 ,  多重回帰分析
準シソーラス用語： *PSQI ,  睡眠の質 ,  中途覚醒

分類 (1件)： 建築環境一般  (RB02010T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高断熱 ,  住宅 ,  住み替え ,  冬季 ,  睡眠の質