抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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イノベーションデザインの創造性について,直感・シンセシス・仮説の役割を考慮しながら議論した。本稿では,デザインのプロセスが「直観ないし直感→アナリシスないしシンセシス→成果物」のフローで進むとし,プロダクトの目的や目標がイノベーションデザインの外にあるか内にあるかの違いもデザインの創造性に影響する因子の1つであると考え,これらの諸相について検討した。そして,プロダクトに外部から与えられる目的や目標に照らして設計解が探索され,それが量的イノベーションに関与するという「分析的なデザイン創造サイクル」と,直感から始まる仮説形成プロセスから未知のプロダクトが考案され,それが質的イノベーションに関与するという「構成的なデザイン創造サイクル」の2つから成るイノベーションデザインのプロセスモデルを提案した。これらの考え方に基づいて実施したデザインスクールの概要やグループワークの様子,成果について紹介した。