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J-GLOBAL ID:201702254888454872   整理番号:17A0747800

ヤギ乳腺細胞標的化を介してINSIG1におけるMiR 145は脂質生合成と脂質関連遺伝子の後成的調節【Powered by NICT】

MiR-145 Regulates Lipogenesis in Goat Mammary Cells Via Targeting INSIG1 and Epigenetic Regulation of Lipid-Related Genes
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資料名:
巻: 232  号:ページ: 1030-1040  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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マイクロRNA(miRNA)は標的の翻訳抑制または分解を起こすために転写後レベルで遺伝子発現を調節する非コードRNA分子である。乳用ヤギのような小型反芻動物種における乳汁分泌の段階でmiRNAのプロファイルは知られていない。小RNAライブラリーは,泌乳中期とそれに続くSolexa技術による配列決定によりで収穫したザーネン乳用ヤギの乳腺からの組織試料を用いて構築した。796の保存miRNA,263の新規miRNA及び821プレmiRNAの全を明らかにした。泌乳期の異なる段階に渡り公開された乳腺トランスクリプトームデータと配列データの比較分析後,全37のmiRNA(miR-145を含む)の乳汁分泌サイクルに渡って発現の有意な差があった。更なる研究は,miR-145がヤギ乳腺上皮細胞(GMEC)における脂肪酸の代謝を調節することを明らかにした。非泌乳乳腺組織と比較して,泌乳中の乳腺はmiR-145の発現の顕著な増加を示した。miR-145の過剰発現は,乳脂肪合成に関連した遺伝子の転写を増加させた大きな脂肪液滴形成,トリアシルグリセロール蓄積,および不飽和脂肪酸の割合をもたらした。とは対照的に,miR-145のサイレンシングは,脂肪酸合成を阻害した。miR-145の阻害は脂肪酸シンターゼ(FASN),ステアロイル-CoAデサチュラーゼ1(SCD1),ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ(PPARG),およびステロール調節要素結合転写因子1(SREBF1)のメチル化レベルを増加させた。ルシフェラーゼレポーターアッセイは,インスリン誘導性遺伝子1(INSIG1)はmiR-145の直接の標的であることを確認した。これらの知見は,反芻動物の乳汁における有益な乳成分を向上させるためのmiR-145の標的としての可能性を評価するためのさらなる研究の必要性を強調する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  細胞生理一般  ,  遺伝子発現  ,  外分泌腺 

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