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J-GLOBAL ID:201702255534592588   整理番号:17A0409377

上海(中国)における多様な食品から単離したリステリア菌の有病率,血清型多様性,バイオフィルム形成能力と根絶【Powered by NICT】

Prevalence, serotype diversity, biofilm-forming ability and eradication of Listeria monocytogenes isolated from diverse foods in Shanghai, China
著者 (7件):
資料名:
巻: 73  号: PB  ページ: 1068-1073  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0246A  ISSN: 0956-7135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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リステリア菌は感染時のヒトにおけるその高い死亡率がよく知られている主要な食品媒介病原体である。本研究では,様々な食品におけるリステリア菌分離株の有病率および血清型多様性を調査することを目的とした。2013年7月から2014年6月,生乳,急速凍結食品,野菜,生肉,調理した肉,水産食品,乳製品およびマメ製品に由来する合計648の食品試料を野外市場,大きなスーパーマーケット,デリカテッセンと酪農場から収集した,中国,上海であった。四十試料(6.2%)はリステリア菌陽性であった,細菌学的と分子的方法の両方によって確認した。調査食品カテゴリーの中で,最も高い有病率は,料理された肉試料の16.0%(15/94)で生肉試料で観察され,続いて急速凍結食品試料中の9.9%(10/101)と7.3%(4/55)であった。血清型分類は分離株の大部分(67.5%)は血清型1/2a,1/2b(22.5%),1/2c(7.5%)および3C(2.5%)に属することを示した。分離株は生物膜を形成する能力を評価した。生物膜形成能の有意な差異は貯蔵温度と血清型間で観察された。,二酸化塩素(ClO_2)と過酸化水素(H_2O_2),産業用殺菌剤の抗生物膜効果は生物膜中のリステリア菌に及ぼす最小有効濃度(MEC)を測定して調べた。H_2O_2に対する生物膜の抵抗性とバイオフィルムのバイオマスの間の正の相関が認められた。ClO_2は生物膜に対してより効果的であることが見出され,バイオフィルム状態におけるすべてのリステリア菌細胞を不活性化する,一方,H_2O_2は,中国の国家食品安全基準に応じて推奨される濃度での生物膜中の全ての細胞を殺すことができなかった。著者らの研究は,上海におけるリステリア菌感染の潜在的な公衆衛生リスクであることを示唆した。リステリア菌生物膜に対する有効性は,殺菌剤を評価する場合に考慮すべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食品の汚染  ,  微生物の生化学 

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