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J-GLOBAL ID：201702256182475237   整理番号：17A1477073

雨水管理の最先端技術(その3:情報)風水害の人的被害と「避難」の特徴

著者 (1件)： 牛山素行 (静岡大 防災総合セ)
資料名： 水循環 貯留と浸透  (Journal of Hydrological System)
号： 106  ページ： 9-12  発行年： 2017年10月17日 
JST資料番号： L7396A  ISSN： 1346-6089  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最近14年間の日本の風水害犠牲者の発生状況分析から,溺死者が全体の4割だがその半数は何らかの理由で川に接近したケースである,65歳以上の高齢者が過半数を占めるが「避難行動要支援者」はほとんどいないなど,複雑で困難な実態が明らかになりつつある。「避難」を「避難所への移動」と固定的に考えず,風雨が激しい中では無理な行動を避けることなど,実態に応じた対策が重要である。(著者抄録)

シソーラス用語： *自然災害 ,  水害 ,  風害 ,  人間 ,  *避難 ,  老人
準シソーラス用語： *風水害 ,  犠牲者 ,  *溺死 ,  避難行動 ,  要支援者 ,  高齢者 ,  *災害情報 ,  *緊急避難 ,  避難支援

分類 (4件)： 洪水対策  (RC12040I) ,  局地循環,気流  (DC05090N) ,  自然災害  (RA02030M) ,  災害・防災一般  (RA02010Q)

引用文献 (4件)：

• 呂恒倹・宮野道雄: 地震時の人的被害内訳に関するやや詳細な検討、 大阪市立大学生活科学部紀要、 41、 pp.67-80、 1993。
• 宮野道雄・村上ひとみ・西村明儒・村上雅英: 1995年兵庫県南部地震による人的被害: その2 神戸市東灘区における聞き取り調査、 日本建築学会近畿支部研究報告集 計画系、 36、 pp.325-328、 1996。
• 牛山素行: 2004~2014年の豪雨災害による人的被害の原因分析、 東北地域災害科学研究、 No.51、 pp.1-6、 2015。
• 牛山素行: 日本の風水害人的被害の経年変化に関する基礎的研究、 土木学会論文集B1(水工学)、 Vol.73、 No.4、 ppI_1369-I_1374、 2017。

タイトルに関連する用語 (5件)： 雨水管理 ,  最先端技術 ,  風水害 ,  人的被害 ,  避難