抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ソーティングは,データベース処理やグラフ解析を行う多数のアプリケーションで使用されている,重要な処理である。そこで,これらのアプリケーションの高速化として,ソート処理をFPGAにオフロードする手法が研究されており,現在,FPGAソーティングアクセラレータはCPUやGPUを用いた手法と比較して高い性能が得られるようになっている。この既存アクセラレータのほとんどは,マージソートベースのアルゴリズムを採用しており,そうしたアクセラレータにおいて,2つのソート済みの列を1つの列にマージするモジュールであるマージネットワークは,決定的な役割を果たしている。本稿では,このマージネットワークに注目し,従来の実装を見直すことで,同等の機能をより小さい規模で実現する最適化手法を示す。また,その実装を評価し,性能向上について議論する。(著者抄録)