文献
J-GLOBAL ID:201702256548052992   整理番号:17A1827922

構成的小胞体ストレスに至るWFS1遺伝子の新規ヘテロ接合性突然変異はWolfram症候群の原因である【Powered by NICT】

A novel heterozygous mutation of the WFS1 gene leading to constitutive endoplasmic reticulum stress is the cause of Wolfram syndrome
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 934-941  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2717A  ISSN: 1399-543X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:Wolfram症候群(WS)はインシュリン依存性糖尿病(DM),尿崩症,難聴,視神経萎縮の会合により特徴づけられる障害である。WSは小胞体(ER)で発現したWFS1蛋白質をコードするWFS1変異により生じる。ER蛋白質合成中に,誤って折り畳まれたおよび折り畳まれていない蛋白質が蓄積し,「ERストレス」として知られている。は非折畳み蛋白質応答(UPR),ER機能を回復し,維持するにより減弱される。WFS1はUPR成分であるので,変異体WFS1は分解不可能なERストレス条件と細胞アポトーシス,WS症状の根底にある主要な原因を引き起こす可能性がある。インスリン依存型糖尿病,先天性白内障と重度の両側聴力損失を持つ11か月の日本人女性WS患者に遭遇した。【目的】はin vitroで患者WFS1のWFS1と機能的結果を解析する。【結果】患者WFS1はヘテロ接合性4アミノ酸インフレーム欠失(p.N325_I328del)を含んでいた。変異体WFS1はタプシガルギンの非存在下でGRP78とATF6αプロモーター活性,活性化T細胞レポーター活性の構成的ERストレスと核因子を示すを増加させ,上昇した細胞内Ca~2+信号を反映していた。細胞への変異体のトランスフェクションは,野生型に比べて筋小胞体/小胞体Ca~2+輸送ATPアーゼ2b(SERCA2b)のmRNA発現レベルを減少させた。SERCA2bはERと細胞質Ca~2+恒常性に必要であるので,減少したSERCA2b発現はER Ca~2+流出に影響し,細胞アポトーシスを引き起こす可能性があった。結論:WFS1の新規ヘテロ接合性変異はATF6α活性化とER Ca~2+流出を介して構成的ERストレスを誘導し,細胞アポトーシスをもたらした。これらの結果は,UPRと機構単一遺伝子DMのWFS1の役割への新しい洞察を提供する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般 

前のページに戻る