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J-GLOBAL ID：201702256656816275   整理番号：17A0915593

ポリウレタン接着剤を用いたDCB試験片のモードI接着破壊エネルギーに関する実験的研究

Experimental study of the Mode I adhesive fracture energy in DCB specimens bonded with a polyurethane adhesive

著者 (3件)： SEKIGUCHI Yu (Tokyo Inst. of Technol., Kanagawa, JPN) ,  KATANO Masato (Tokyo Inst. of Technol., Kanagawa, JPN) ,  SATO Chiaki (Tokyo Inst. of Technol., Kanagawa, JPN)
資料名： Journal of Adhesion  (Journal of Adhesion)
巻： 93  号： 1-4  ページ： 235-255  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： H0501A  ISSN： 0021-8464  CODEN： JADNAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,自動車業界はCO₂排出量の削減のため,高張力鋼やCFRPなどマルチマテリアル化が注目されている。この実現のためには,接着剤による接着を含めた接合技術が鍵となる。しかしながら,接着を耐荷重構造に適用する課題に,接着強度の正確な把握がある。そこで本研究では,自動車で高い需要のある低ヤング率ポリウレタン接着剤を用いたDCB試験片のモードI接着破壊エネルギーを実験的に調査した。まず,ポリウレタン軟質接着剤では,破壊エネルギーの計算方法において接着剤層の変形を考慮する必要があった。次に,DCB試験の変形効果はWinklerの弾性基盤で議論されるが,荷重と変位に伴って亀裂の長さを測定する必要があった。亀裂の長さの測定の難しさを克服するために,コンプライアンスベースのビーム法(CBBM)を適用してWinklerの弾性基礎に基づく計算方法を導入した。最後に,亀裂長さを測定する方法と測定しない方法を比較することによって,ポリウレタン接着剤の破壊エネルギーを議論した。

シソーラス用語： *ポリウレタン ,  *接着剤 ,  自動車 ,  軽量化 ,  接着 ,  荷重-変形関係 ,  *破壊エネルギー ,  試験片 ,  耐荷力 ,  弾性基礎 ,  亀裂 ,  片持梁 ,  *破壊力学 ,  破壊
準シソーラス用語： Winkler基礎 ,  ダブルカンチレバービーム試験 ,  凝集破壊 ,  耐荷重能力

分類 (2件)： 接着剤の性質・試験  (YK02000Q) ,  ゴム・プラスチック材料  (HC04030W)

タイトルに関連する用語 (6件)： ポリウレタン ,  接着剤 ,  DCB試験 ,  接着破壊 ,  エネルギー ,  実験的研究