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J-GLOBAL ID:201702256787507058   整理番号:17A0626549

人工受容体による膜貫通修飾のための膜電位の利用

Use of Membrane Potential to Achieve Transmembrane Modification with an Artificial Receptor
著者 (10件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 296-301  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: W0169A  ISSN: 1043-1802  CODEN: BCCHES  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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哺乳類の細胞膜電位は細胞内外のK+濃度差に依存して-10~-90mV電位の負の電位を示し,カチオン性修飾したペプチドは膜電位により発生したクーロン力により膜侵入性を示す。N端を蛍光発色団(NBD:ニトロベンゾフラザン)標識したカチオン性アルギニンとNε単位を親油性修飾(リトコロイル,パルミトイル)したリジンからなる親油性ペプチド(#1,#2)を合成した。NBD標識したカチオン性親油性ペプチドを頭部,長さ8.2nm(細胞膜の脂質2重層の厚みは4.25nm)のオリゴエチレングリコールを膜貫通部,Nεをビオチン修飾したリジンをリガンド結合性ドメインとした人工受容体(#3)も合成した。メチルβ-シクロデキストリン(M-β-CD)存在下にこれらのペプチドは水に可溶であり,骨髄腫瘍細胞K562に取り込まれて#1は細胞内ミトコンドリアに局在化し,#2は取り込みに時間を要して細胞表面に存在した。#3は37°C,5分の培養でK562にトリk徐マレ,その後でストレプトアビジン(SA)を加えると37°C,3hの培養後に細胞内でビオチン部と抱合(蛍光と分子量増大で確認)したが,#3の添加後3hでSAを加えたときは細胞表面に#3分子は残っていず抱合は起こらなかった。
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分類 (3件):
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ペプチド  ,  生物学的機能  ,  細胞膜の輸送 
物質索引 (6件):
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