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J-GLOBAL ID:201702256840579898   整理番号:17A1819202

3,4-ジヒドロキシベンザルアセトンとカフェー酸フェネチルエステルはSH-SY5Y細胞におけるプレコンディショニングERストレスおよびオートファジーを誘導する【Powered by NICT】

3,4-dihydroxybenzalacetone and caffeic acid phenethyl ester induce preconditioning ER stress and autophagy in SH-SY5Y cells
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資料名:
巻: 233  号:ページ: 1671-1684  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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3,4-ジヒドロキシベンザルアセトン(DBL)とカフェイン酸フェネチルエステル(CAPE)は多様な生物活性を有するフェニルプロパノイド誘導体をカテコールを含んだ。本研究では,非折畳み蛋白質応答(UPR)と酸化ストレス応答を活性化するためにこれらの化合物の能力を解析した。ヒトSH-SY5Y神経芽腫細胞はDBLまたはCAPEで処理すると,小胞体(ER)ストレス関連遺伝子H SPA5,HYOU1,DDIT3,SEC61bなどの発現は,CAPE処理に反応してより大きな程度に増加し,一方,HMOX1,GCLM,とNQO1のような抗酸化遺伝子の発現はDBL処理に反応してより大きな程度に増加した。DNAマイクロアレイ解析は,ERストレスへのこれらの化合物の強い関係を確認した。機構に関して,これらの化合物によるUPRの活性化はERにおける酸化蛋白質のレベル増加と関連し,抗酸化作用を提供する,N アセチルシステイン(NAC)はUPR標的遺伝子の誘導を抑制した。さらに,両化合物はLC3-IIの発現,オートファジーのマーカーであると4-フェニル酪酸(4 PBA),ERストレスを減少させ,それを抑制することを化学シャペロンを増強した。最後に,DBL,CAPEまたは低用量ERストレッサーのによる細胞の前処理は,オートファジー依存的様式における神経毒6 ヒドロキシドーパミン(6 OHDA)に対して細胞を保護した。これらの結果は,DBLとCAPEはSH-SY5Y細胞のプレコンディショニング効果を持つかもしれないことを酸化された蛋白質が仲介するERストレスとオートファジーを誘導することを示唆する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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