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J-GLOBAL ID：201702257407141553   整理番号：17A0233338

給油時におけるガソリン蒸発ガスの環境中濃度について

著者 (3件)： 武田麻由子 (神奈川県環境科セ) ,  小松宏昭 (神奈川県環境科セ) ,  十河孝夫 (神奈川県環境科セ)
資料名： 神奈川県環境科学センター研究報告(Web)  (Bulletin of Kanagawa Environmental Research Center (Web))
号： 39  ページ： 32-36 (WEB ONLY)  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： U0375A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： タンクローリーから給油所地下タンクにガソリンが給油される際および一般車両への給油時の揮発性有機化合物(VOC)の排出が大気汚染の一つの原因になっている。本報では,一般車両への給油時において蒸発ガス回収装置(給油機側,車両側)などの対策を講じた場合と,講じていない現状の場合の周辺の大気環境を比較した。その結果,対策なしでは周辺大気環境のガソリン蒸発量は給油前の100~90倍となった。一方対策を講じると対策なしに比べて0.4~5%に大幅に減少した。

シソーラス用語： ガソリン ,  *ガソリンスタンド ,  *給油 ,  *揮発性有機化合物 ,  気体 ,  ガス回収 ,  *大気汚染 ,  大気汚染物質
準シソーラス用語： 燃料蒸発ガス

分類 (2件)： 大気質調査測定一般  (SB03040I) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

引用文献 (4件)：

• 神奈川県:平成27年度大気環境,水環境の状況等 http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f7009/ (参照;2016.8)
• 環境省:平成27 年度揮発性有機化合物(VOC)排出インベントリ作成等に関する調査業務報告書 http://www.env.go.jp/air/osen/voc/inventory.html(参照;2016.8)
• 横田久司,上野広行,石井康一郎,内田悠太,秋山薫:ガソリン給油ロスによるVOCの排出について,大気環境学会誌,47(5),231-239(2012)
• 荻野浩之,森川多津子,秋山賢一,佐々木左宇介:低オレフィンガソリン燃料を用いた給油時と終日車両保管時に排出される揮発性有機化合物とオゾン生成能を考慮した大気質評価,大気環境学会誌,50(6),266-277(2015)

タイトルに関連する用語 (4件)： 給油 ,  ガソリン ,  蒸発 ,  環境