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J-GLOBAL ID：201702257779261873   整理番号：17A1009372

青果物流通機構における包装廃棄物の抑制 ライフサイクル的視点からの評価

Packaging waste prevention in the distribution of fruit and vegetables: An assessment based on the life cycle perspective

著者 (5件)： TUA Camilla (Politecnico di Milano, Milano, ITA) ,  NESSI Simone (Politecnico di Milano, Milano, ITA) ,  RIGAMONTI Lucia (Politecnico di Milano, Milano, ITA) ,  DOLCI Giovanni (Politecnico di Milano, Milano, ITA) ,  GROSSO Mario (Politecnico di Milano, Milano, ITA)
資料名： Waste Management & Research  (Waste Management & Research)
巻： 35  号： 4  ページ： 400-415  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： H0970A  ISSN： 0734-242X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 青果物の地産地消型消費/流通システムは,食品の品質確保,経費削減,環境特性,地域振興などの点から,各地で在来流通システムに取って代わる気配を見せている。近年イタリアに導入された通い箱方式はその一例で,環境調和性が高く,包装廃棄物抑制策としても注目されている。標準商品として通年流通性が高いリンゴとニンジンを採り上げ,ばら売り商品と包装商品の場合を対象に,本方式の妥当性をISO14040及び14044に準拠してライフサイクルアセスメント的視点から,イタリアの在来流通体系との対比を通じて検証した。包装廃棄物の発生量,環境,健康,エネルギー消費に影響を与える,気候変動,オゾン破壊,有害作用,PM,エネルギー消費などに係わる13の指標を用い,SimaProソフトウェアを用いて評価した。その結果,通い箱方式が,現行管理方式で行われる限りは,在来手法よりも包装廃棄物抑制に高い寄与を示すとは認められなかった。本方式の課題を抽出し,環境性能向上への提言を述べた。

シソーラス用語： イタリア共和国 ,  廃棄物管理 ,  抑制 ,  産業廃棄物 ,  固形廃棄物 ,  *包装材料 ,  生鮮食品 ,  工程 ,  流通システム ,  ライフサイクル ,  ISO規格 ,  容器 ,  省エネルギー ,  環境順応 ,  減少 ,  小売業 ,  大規模
準シソーラス用語： ISO14040 ,  サプライチェーン ,  *青果物 ,  *通い容器 ,  *廃棄物抑制 ,  排出削減 ,  包装廃棄物

分類 (3件)： 産業廃棄物処理  (SC05040Z) ,  食品包装  (FJ02030B) ,  包装機械一般  (QE02010B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 青果物 ,  流通 ,  包装廃棄物 ,  ライフサイクル ,  視点 ,  評価