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J-GLOBAL ID：201702257838062341   整理番号：17A0431293

カルノシン酸はErk1/2およびAkt経路,オートファジー,FoxO3aにより飢餓によるSH-SY5Y細胞死を保護する

Carnosic acid protects starvation-induced SH-SY5Y cell death through Erk1/2 and Akt pathways, autophagy, and FoxO3a

著者 (6件)： SHIBATA Sachi (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  ISHITOBI Hiroyuki (Hiroshima Univ. Hospital, Hiroshima, JPN) ,  MIYAKI Shigeru (Hiroshima Univ. Hospital, Hiroshima, JPN) ,  KAWAOKA Tomohiro (Kawaoka Clinic, Hiroshima, JPN) ,  KAYASHIMA Tomoko (Saga Univ., Saga, JPN) ,  MATSUBARA Kiminori (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN)
資料名： International Journal of Food Sciences and Nutrition  (International Journal of Food Sciences and Nutrition)
巻： 67  号： 1-8  ページ： 977-982  発行年： 2016年02月 
JST資料番号： W0155A  ISSN： 0963-7486  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カルノシン酸(CA)はローズマリーの主成分で,抗酸化,神経保護,軸索成長促進作用を持つ。本研究では飢餓に対するCAの細胞保護作用を検討した。ヒト神経芽腫細胞SH-SY5Y細胞にCA(1~25μM)を添加した後,0.5時間の飢餓処理または24時間の毒素処理(MPP+)を行った。その結果,CAはAktおよびErk1/2活性化により飢餓による細胞死を防ぐことが分かった。またCAはオートファジーと転写因子FoxO3aの脱リン酸を誘導した。CAは細胞保護に重要な役割を果たすと考えられた。

シソーラス用語： シソ科 ,  ERK【酵素】 ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  オートファジー ,  DNA結合タンパク質 ,  転写因子 ,  飢餓 ,  培養細胞 ,  ヒト ,  *細胞死 ,  薬理作用 ,  農薬 ,  細胞情報伝達
準シソーラス用語： Akt ,  Erk1/2 ,  FoxO3A ,  SH-SY5Y細胞 ,  *ローズマリー ,  細胞保護作用 ,  *神経細胞死

分類 (3件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  神経の基礎医学  (GN01020W) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (2件)： MPP+ ,  カルノシン酸

タイトルに関連する用語 (8件)： カルノシン酸 ,  ERK1 ,  Akt ,  経路 ,  オートファジー ,  FoxO3A ,  飢餓 ,  SH-SY5Y細胞