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J-GLOBAL ID：201702257885202557   整理番号：17A1221148

球状金チップとSi(111)-(7×7)表面間のカシミール力の測定

Measurement of the Casimir force between a spherical gold tip and Si(111)-(7 × 7) surfaces

著者 (3件)： YOSHIDA Naoki (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  HIGASHINO Kazuhiko (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  SUEOKA Kazuhisa (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 55  号： 8S1  ページ： 08NB20.1-08NB20.5  発行年： 2016年08月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,周波数変調原子間力顕微鏡法を用いて,1.5×10^-8Paの超高真空下で,15?50nmのチップ-サンプル距離で,球状のAuチップと原子状に平坦なSi(111)-(7×7)表面の間のカシミール力の測定を行った。超高真空状態と脱気したAuチップによって提供される原子的に平坦なSi(111)表面は,補償されるべき接触ポテンシャルの差を低減した。これらの実験条件は,カシミール力の距離依存性を15nmまで解明することにつながった。観測された距離依存性は,これらの距離内において,依然としてChenらによって提供された理論に従った[Phys.Rev. A 74,022103(2006)]。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *結晶方位 ,  *顕微鏡観察 ,  *力 ,  超高真空 ,  *接触電位差
準シソーラス用語： *Si(111) ,  *原子間力顕微鏡法 ,  *Casimir力

分類 (2件)： 半導体の表面構造  (BK15030A) ,  顕微鏡法  (BK01040E)

引用文献 (35件)：

• H. B. G. Casimir, Proc. K. Ned. Akad. Wet. 51, 793 (1948).
• H. B. G. Casimir and D. Polder, Phys. Rev. 73, 360 (1948).
• M. Nagase and H. Namatsu, Jpn. J. Appl. Phys. 43, 4624 (2004).
• T. Nagami, Y. Tsuchiya, K. Uchida, H. Mizuta, and S. Oda, Jpn. J. Appl. Phys. 49, 044304 (2010).
• H. B. Chan, V. A. Aksyuk, R. N. Kleiman, D. J. Bishop, and F. Capasso, Science 291, 1941 (2001).

タイトルに関連する用語 (3件)： 球状 ,  Si ,  カシミール力