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J-GLOBAL ID：201702257988285685   整理番号：17A0413940

遠隔地家族間のコミュニケーションを引きだす食卓メディアの構築~調理動作情報の抽出に必要な室内センサーの検討~

A Dining Media Which Can Elicit Communications between Families Who Are Separated by Long Distances-Study of room sensors to estimate the state of action during cooking-

著者 (4件)： 徳永弘子 (東京電機大 情報環境) ,  斎藤博人 (東京電機大 情報環境) ,  武川直樹 (東京電機大 情報環境) ,  大島直樹 (東京電機大 情報環境)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 462(CNR2016 19-62)  ページ： 175-180  発行年： 2017年02月11日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,生活音から取得できる情報を手掛かりに,遠隔地に住む家族間のコミュニケーションを支援するインタフェース構築を目指す。特に調理音を使って,食事の準備状況を推定,伝達し,遠隔地の家族間の自然な食卓コミュニケーションを促進するプロトタイプを作成する。そのため,3家庭21食の調理音を記録し,調理動作の抽出に必要な調理機器の音を検討した。その結果,調理機器の音の開始,重複,継続,終了が調理の状態推定に有用であることがわかった。この4つの情報からそれぞれ推定できるイベントを提案し,家族間で伝達し合うインタフェースデザインを試みた。(著者抄録)

シソーラス用語： *音響 ,  *助成 ,  *調理場 ,  状態推定 ,  情報技術 ,  通信技術 ,  情報システム ,  *信号解析
準シソーラス用語： ICT ,  *コミュニケーション支援 ,  音声チャット ,  家族支援 ,  *生活音

分類 (1件)： その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (9件)：

• 内閣府平成19年版国民生活白書 http://www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/h19/10_pdf/01_honpen/pdf/07sh_0103_1.pdf
• 徳永弘子, 中谷桃子, 秋谷直矩, 武川直樹(2016), ′′互いに離れて住む高齢の夫婦と子供との遠隔共食会話の事例報告~2か月間の生活記録とインタビューからわかる共食の効果~′′, 電子情報通信学会HCS研究会, Vol.116, No.31, pp.195-200
• 徳永弘子, 武川直樹, 秋谷直矩, 中谷桃子(2016), ′′高齢者のコミュニケーション支援に向けた遠隔の親子間共食会話の事例分析′′, 2016年度日本認知科学会第33回大会抄録集pp.195-200.
• 村上卓司, 水川真, 安藤吉伸, 吉見卓 (2015), ′′物品の状態に依存しない生活音からの使用物品の特定に関する研究′′, ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 ′′2A1-O02(1)′′-′′2A1-O02(3)′′
• 吉川昌秀, 寺田佳代子, 江口佳紀, 飛田博章(2016), ′′TEALION洗面台見守りサービスの提案′′, 電子情報通信学会技術研究報告115(414), pp.225-230.

タイトルに関連する用語 (8件)： 遠隔地 ,  家族 ,  コミュニケーション ,  食卓 ,  構築 ,  調理 ,  室内 ,  センサー