文献

J-GLOBAL ID：201702258087397107   整理番号：17A0211758

広がる加速器の利用 中性子 加速器中性子源の利用 先進タイヤ材料開発に向けた中性子応用

Application of Neutron Techniques for Development of Advanced Tire Materials

著者 (2件)： 岸本浩通 (住友ゴム工業 分析セ) ,  増井友美 (住友ゴム工業 分析セ)
資料名： 加速器  (Journal of the Particle Accelerator Society of Japan)
巻： 13  号： 4  ページ： 234-238  発行年： 2017年01月31日 
JST資料番号： L5541A  ISSN： 1349-3833  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車の燃費に与えるタイヤの影響は20%もあり,低燃費タイヤの開発が精力的に行われている。その為には,ゴムが変形したときのエネルギー損失を低減する必要があるが,安全面からはグリップ力を高めるためにエネルギー損失を大きくする必要がある。本研究では,ゴム内部の時空間階層構造の理解を進め,ゴムの低燃費性能,グリップ性能,耐摩耗性の全てを向上させる技術を開発するために,SPring-8,J-PARC,スーパコンピュータ「京」と連係した研究を行った。本稿では,J-PARCの物質・生命科学実験施設(MLF)で行った中性子実験について述べた。

シソーラス用語： 開発 ,  *タイヤ ,  中性子 ,  二酸化ケイ素 ,  構造力学 ,  動力学 ,  準弾性散乱 ,  中性子散乱 ,  スペクトル ,  燃料消費率 ,  省エネルギー
準シソーラス用語： 構造動力学 ,  *材料開発 ,  散乱スペクトル ,  中性子準弾性散乱 ,  低燃費 ,  加速器駆動中性子源

分類 (1件)： ゴム  (YH07020M)

引用文献 (4件)：

• Y. Shinohara, H. Kishimoto and Y. Amemiya: SPring-8 Research Frontiers 2004 (2005) 88-89.
• H. Kishimoto, Y. Shinohara, Y. Suzuki, A. Takeuchi, N. Yagi and Y. Amemiya: J. Synchrotron Rad. 21 (2014) 1-4.
• H. Kishimoto, Y. Shinohara, Y. Amemiya, K. Inoue, Y. Suzuki, A. Takeuchi, K. Uesugi and N. Yagi: Rubber Chem. Tech. 81 (2008) 541-551.
• T. Kanaya, K. Kaji and K. Inoue: Macromolecules 24 (1991) 1826-1832.

タイトルに関連する用語 (6件)： 加速器 ,  中性子 ,  中性子源 ,  タイヤ材料 ,  開発 ,  応用