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J-GLOBAL ID：201702258432539371   整理番号：17A1083991

[今月の作業]9月 施設柑橘

著者 (1件)： 杉本悠太朗 (大井川農業協同組合 果樹林産セ)
資料名： 柑橘
巻： 69  号： 9  ページ： 40-41  発行年： 2017年09月01日 
JST資料番号： L7961A  ISSN： 1344-5065  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 施設柑橘の品種ごとの栽培管理のポイントを述べる。1)「不知火」:仕上げ摘果終了後も見落とした不要な果実の樹上摘果を継続する。果実肥大と減酸促進のために適切な土壌水分管理し,アザミウマやミカンハダニ,ミカンハモグリガ,カイガラムシなどの適宜防除を行う。2)「せとか」:不要な果実の摘果や枝吊り,トゲの除去,日焼け果対策を行う。十分な潅水が基本であるが,糖度向上を考慮し少量の多数回潅水により潅水量を調節する。3)「ハウスネーブル」:摘果や枝吊り,秋芽の除去を引き続き行う。果皮の着色保持のためメリット赤300倍を2から3回散布する。この時期のアザミウマ防除には効果の高いスピノエース等を使用する。減酸・大玉果実生産のため十分な潅水を行うが,果皮の退色時期にはやや控えめにする。また,秋期には台風襲来が懸念されることから,事前に施設周辺の排水路の整備やハウス強化,ビニールやバンドの強度を確認しておく。台風通過後には,ハウス内温度の上昇に注意を払いたい。

シソーラス用語： *施設栽培 ,  *ミカン科 ,  *栽培管理 ,  台風 ,  災害対策 ,  排水路 ,  ミカン属 ,  果物 ,  摘果 ,  植物成長 ,  成熟 ,  植物生理 ,  土壌管理 ,  アザミウマ類 ,  ミカンハダニ ,  ガ ,  カイガラムシ類 ,  果実【器官】 ,  糖度 ,  変色 ,  液体肥料 ,  ネーブルオレンジ ,  管理
準シソーラス用語： せとか ,  ミカンハモグリガ ,  メリット赤 ,  温度管理 ,  果実肥大 ,  *柑きつ ,  減災対策 ,  減酸 ,  樹上選果 ,  着色【植物生理】 ,  土壌水分管理 ,  日焼け果 ,  不知火

分類 (1件)： 果樹  (FC03042G)

物質索引 (1件)： スピノエース

タイトルに関連する用語 (2件)： 施設 ,  柑橘