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J-GLOBAL ID:201702258598750132   整理番号:17A0697095

アンチエイジング有用性のためのクルクミン官能化絹生体材料【Powered by NICT】

Curcumin-functionalized silk biomaterials for anti-aging utility
著者 (10件):
資料名:
巻: 496  ページ: 66-77  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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クルクミンはウコン(Curcuma longa)から分離した天然抗酸化剤であり,強いフリーラジカル捕捉活性,抗加齢のための機能性を示した。しかし,水性条件下におけるクルクミンの貧弱な安定性と低い溶解性は,その生物医学的応用を制限している。以前の研究では,絹フィブロイン膜中に埋込まれたクルクミンの抗酸化活性は十分に保存され,膜の表面上で培養したヒト間葉系幹細胞(hMSC)からの促進された脂肪生成が得られることを示した。本研究では,クルクミンは絹フィブロイン膜(絹/根治度膜)とナノ粒子(絹/根治度NPs)の両方でカプセル化させ,それらの老化防止効果を,溶液中の遊離クルクミンと比較して,絹関連クルクミンの抗老化の機構を明らかにし,将来の生物医学的応用に役立つ可能性が目的であった。絹/根治度膜と絹/根治度NPのモルフォロジーと構造を,SEM,FTIR及びDSCを用いて特性評価したこの物質に特徴的な安定なβシート構造形成を示した。絹フィブロインのβシートドメインへのクルクミン分子の強い結合は材料から良く保存された活性を持つクルクミンの徐放をもたらした。細胞老化研究のために,ラット骨髄間葉系幹細胞(rBMSCs)は遊離クルクミン(FC),絹/根治度膜と絹/根治度NPの存在下で培養した,加齢(p53,p16,H SP70遺伝子発現とβ-ガラクトシダーゼ活性)の細胞増殖とマーカーを検討した。結果は細胞老化はすべて,FC,絹/根治度NPおよび絹/根治度膜試料中の遅延,FCより優れている絹関連クルクミンであったことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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コロイド化学一般 
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