Na/K-ATPアーゼ(ATP1A4)の精巣特異的イソ型は反応性酸素種,カルシウムとアクチン重合に関与する潜在的機序を介して乳用雄牛の精子機能と生殖能力を調節する【Powered by NICT】

Rajamanickam G. D.; Kroetsch T.; Kastelic J. P.; Thundathil J. C.

文献

J-GLOBAL ID：201702258694994198 整理番号：17A1245320

Na/K-ATPアーゼ(ATP1A4)の精巣特異的イソ型は反応性酸素種,カルシウムとアクチン重合に関与する潜在的機序を介して乳用雄牛の精子機能と生殖能力を調節する【Powered by NICT】

Testis-specific isoform of Na/K-ATPase (ATP1A4) regulates sperm function and fertility in dairy bulls through potential mechanisms involving reactive oxygen species, calcium and actin polymerization

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資料名：
巻： 5 号： 4 ページ： 814-823 発行年： 2017年
JST資料番号： A1471B ISSN： 2047-2919 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

伝統的な雄牛育種健全性評価(BBSE)は肉眼的異常が雄牛を除去するが,雄牛満足可能性育種家として分類はまだ場肥沃度で変化し,精子特性における超顕微鏡的違いを示唆した。Na/K-ATPアーゼ(ATP1A4)の精巣特異的イソ型は良く確立された酵素活性とシグナル伝達関数による雄牛の精子の運動性と受精能獲得の調節に関与している。目的は,解凍後の精子機能およびフィールド繁殖性にATP1A4含量,活性との関係を決定し,既知のFERTSOL速度(場肥沃度の尺度であるノンリターン率に基づく)で低肥沃度(LF)と高生殖能力(HF)のホルスタイン雄牛(n=各20)からの精液サンプルを用いたことであった。HF雄牛からの凍結-融解精子はLF雄牛と比較してATP1A4含量と活性を増加した。さらに,HF雄牛からの解凍後精子はLF雄牛と比較してチロシンりん酸化,ROS,F-アクチン含有量,および低細胞内カルシウムを増加させた。ウアベイン(Na/K-ATPアーゼの特異的リガンド)のHF雄ウシ精子のその後のインキュベーションはチロシンりん酸化,ROS産生,およびF-アクチン含量における解凍後増加を増強し,一方,細胞内カルシウムの増加はLF雄ウシ精子と比較してまだ低かった。ATP1A4含量と活性,ROS,F-アクチンとカルシウムは肥沃度と有意に相関した。結論として,著者らはATP1A4含量及び活性は満足すべき精液特性を持つ乳用種雄牛間で異なっていたこととATP1A4はHFとLF乳用種雄牛の凍結融解精子におけるROS,F-アクチンとカルシウムを含む機構を介して精子機能を調節する可能性があることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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生殖器官 , 牛

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