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J-GLOBAL ID：201702258995653101   整理番号：17A0488640

複数の縦長開口を有するRC連層耐震壁の構造性能-縦開口が1列に偏在配置される場合と斜めに配置される場合の実験-

STRUCTURAL PERFORMANCE OF MULTI-STORY RC SHEAR WALLS WITH MULTIPLE DOOR OPENINGS-Test of walls with eccentrically-aligned openings and diagonally-aligned openings-

著者 (7件)： 廣澤光法 (名古屋工大 大学院工学研究科) ,  LIU Hong (大阪大 大学院工学研究科) ,  RAMAROZATOVO Rado (名古屋工大 大学院工学研究科) ,  鈴木卓 (大阪大 大学院工学研究科) ,  高橋之 (大同大 工) ,  真田靖士 (大阪大 大学院工学研究科) ,  市之瀬敏勝 (名古屋工大 大学院工学研究科)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 734  ページ： 579-588  発行年： 2017年04月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 複数の縦長開口を有するRC連層耐震壁の構造性能の検討における有効な載荷方法について検討し,得られた載荷方法による縦長開口の配置が異なる場合の連層耐震壁の構造性能を検討した。既報(同誌Vol.80,No.709,p.481-490(2015))における1列開口壁試験体を対象としたFEM解析を行い,水平力の載荷方法がRC連層耐震壁試験体の構造性能に及ぼす影響について検討した。その結果,連層耐震壁において一層脚部に作用するせん断力と曲げモーメントが逆三角形の水平力分布の場合と等しくなる水平力の等価作用高さを誘導し,その加力方法の有効性を明らかにした。その加力法を採用し,縦長開口が1列に偏在配置された壁試験体と斜めに配置された壁試験体の静的載荷試験を行った。その結果得られた最大耐力,破壊性状および短期許容せん断力時の残留ひび割れ幅についての知見を示した。

シソーラス用語： 鉄筋コンクリート構造 ,  *耐震壁 ,  *開口 ,  配置 ,  載荷試験 ,  数値解析 ,  有限要素法 ,  剪断力 ,  曲げモーメント ,  水平荷重 ,  耐荷力 ,  破壊モード ,  亀裂幅 ,  *配置問題 ,  最大耐力 ,  *連層耐震壁 ,  有限要素解析
準シソーラス用語： FEM解析 ,  残留亀裂幅 ,  有開口壁

分類 (1件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

引用文献 (11件)：

• 1) 日本建築学会:鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説,2014.9
• 2) 真田靖士,市之瀬敏勝,高橋之,飯塚桃子:RC耐震壁の開口高さによる耐力低減率の検証,日本建築学会構造系論文集,Vol. 80,No. 709,pp. 481-490,2015.3
• 3) 劉虹,鈴木卓,真田靖士,市之瀬敏勝:縦長開口を有するRC耐震壁の耐力低減率に関する分析,コンクリート工学年次論文集,Vol. 37,No. 2,pp. 367-372,2015.7d
• 4) 鈴木卓,真田靖士,劉虹:RC耐震壁の開口高さによる耐力低減率の高精度化,日本建築学会構造系論文集,Vol. 81,No. 723,pp,883-891,2016.5
• 5) 野田浩志,杉下腸一,加藤大介:RC造連層開口壁の静加力実験,コンクリート工学年次論文報告集,Vol. 19,No. 2,pp. 1077-10882,1997

タイトルに関連する用語 (6件)： 縦長 ,  RC ,  連層耐震壁 ,  構造性能 ,  縦 ,  実験