抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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データカテゴリの時系列的変化を明確に示し,それらを複数カテゴリ間で比較することを目的として,出現順位を用いた統計量によるデータ変換手法を提案する。出現情報の時系列データにおける代表的な変換手法としてはKleinbergのバースト検知がよく知られているが,継続的な傾向分析や,複数カテゴリ間の比較には向いていない。よって我々は,出現傾向の指標として出現順位統計量を考え,多群を扱えるように拡張した手法を提案する。提案法は,出現情報を徐々に変化する傾向指標として変換するため,長期的な傾向変化を捉えやすく,また,各カテゴリの傾向指標は他のカテゴリ全てを基準としているため,任意の複数カテゴリ間の比較が容易である。(著者抄録)