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J-GLOBAL ID：201702259389275701   整理番号：17A0340724

質量分析法の最新技術 イオンモビリティー質量分析計

著者 (4件)： 林明生 (アジレント・テクノロジー) ,  佐藤信武 (日本ウォーターズ) ,  細田晴夫 (ブルカー・ダルトニクス) ,  建田潮 (エービー・サイエックス)
資料名： 日本農薬学会誌  (Japanese Journal of Pesticide Science)
巻： 42  号： 1  ページ： 187-196  発行年： 2017年02月20日 
JST資料番号： F1156A  ISSN： 2187-0365  CODEN： NNGIBJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： イオンモビリティー分光分析(IMS)は,気相イオンをそのサイズ,形状に基づいて分離する分析技術であり,4種類の分離技術が存在する。質量分析(MS)は気相イオンを質量電荷比によって分離する技術である。これら2つの技術を組み合わせたIM-MSは,質量分析では得ることのできないイオンの立体構造や形状についての情報も得られる。IM-MSは,その高感度に,適用範囲の広さと構造情報が加わるため,生体試料など複雑な混合物中の異性体の分析や特異的検出,高分子の立体構造の評価に貢献すると思われる。

シソーラス用語： *スペクトロスコピー ,  *質量分析 ,  イオン ,  立体構造 ,  生体試料 ,  分離 ,  分析機器
準シソーラス用語： *IMS【分光法】 ,  *イオンモビリティー質量分析 ,  気相イオン

分類 (2件)： 質量分析計  (BD02060M) ,  質量分析  (CC03013N)

引用文献 (4件)：

• 1) P. A. D’Agostino and C. L. Chenier: Rapid Commun. Mass Spectrom. 24, 1617-1624 (2010).
• 2) F. Lanucara, S. W. Holman, C. J. Gray and C. E. Eyers: Nat. Chem. 6, 281-294 (2014).
• 3) B. B. Schneider, T. R. Covey, S. L. Coy, E. V. Krylov and E. G. Nazarov: Int. J. Mass Spectrom. 298, 45-54 (2010).
• 4) J. L. Campbell, M. Zhu and W. S. Hopkins: J. Am. Soc. Mass Spectrom. 25, 1583-1591 (2014).

タイトルに関連する用語 (4件)： 質量分析法 ,  イオン ,  モビリティー ,  質量分析計