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J-GLOBAL ID:201702259526924427   整理番号:17A0959506

天蓋となる木種と天蓋の開放性は下層植物の葉内生真菌集団に影響する

Canopy tree species and openness affect foliar endophytic fungal communities of understory seedlings
著者 (3件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 157-162  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: X0313A  ISSN: 0912-3814  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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葉の内生真菌の多様性と木が生き残る上でのそれらの生態学的な役割を示す証拠が増えてきている。しかし,天然の森の中で木に寄生する真菌類を表現する要因は依然あまり理解されていない。ここでは筆者らは,冷涼な落葉樹林での種まき実験や菌分離を通じて,Cornus controversa,Prunus grayanaの今年植えた苗で成長した葉内生真菌の構成を評価した。内生真菌の構成は,天蓋となる木種,天蓋の開放性,発芽後の時間の影響を受けた。全体で,C.controversaとP.grayanaからそれぞれ27と22種の菌類が分離された。両方の木種で優勢な菌類は,Colletotorichum spp.であったが,それらの分離頻度はP.grayanaの下でよりC.controversaの下の方が高かった。また頻度も発芽後の時間とともに増加した。これらの結果から,上層の木種は,下層植物に寄生する内生真菌の集団に強く影響することが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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