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J-GLOBAL ID：201702259673894950   整理番号：17A0517580

あなた話して/みんな話して/だれか話してを使い分ける会話支援ロボットの振る舞い評価

Behavioral Design and Evaluation of Conversation Support Robot that Designates “You”, “All of you” or “Someone”

著者 (5件)： 藤森亮 (東京電機大 情報環境) ,  大島直樹 (東京電機大 情報環境) ,  徳永弘子 (東京電機大 情報環境) ,  金子博 (東京電機大 情報環境) ,  武川直樹 (東京電機大 情報環境)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 524(HCS2016 90-118)  ページ： 79-84  発行年： 2017年03月08日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 答えづらい質問や行き詰まった状況の多人数会話を促進する会話支援ロボットが,沈黙中の会話参与者を指定して発話を促す場合,三種類の話者指定の振る舞いが考えられる。一つは,ロボットが誰か一人に視線を向けてその参与者に発話を促す振る舞いである。もう一つは,ロボットが参与者全員に視線を向けて場全体に応答を求める振る舞いである。最後に,宛先を指定せずロボットが独り言をボソっとつぶやき,人の発話を誘う振る舞いである。本研究では,会話の状況や場合に応じてこの三つの話者指定の振る舞いを適切に使い分けるNeutと呼ぶ会話支援ロボットの開発を進めている。本論では,Neutが会話を促進した事例から三つの話者指定の振る舞いがどのような場合に最適かを考察し,会話支援ロボットがどのように人の会話に介入すべきかを議論する。(著者抄録)

シソーラス用語： *知能ロボット ,  オーラルコミュニケーション ,  *会話 ,  視線 ,  発話 ,  計算機利用システム ,  *行動 ,  促進
準シソーラス用語： *会話ロボット ,  *社会的促進

分類 (1件)： 人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (9件)：

• 松山洋一,秋葉巌,渡邉萌実,齊藤彰弘,小林哲則,′′「置いてけぼり」を救う多人数会話活性化ロボット′′,HAI2012,2012.
• 笹間亮平,佐野睦夫,山田敬嗣,山口智治,宮脇健三郎,′′コミュニケーション活性度に基づいて発話制御を行う初対面紹介エージェント′′,ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)2009,2009.
• 佐藤良,竹内勇剛,′′多人数対話におけるロボットの視線行動に基づく発話のアドレス先の推定′′,HAIシンポジウム2013,pp219-228, 2013.
• Sacks, H., Schegloff, E. and Jefferson, G. A.:′′Simplest systematics for the organization of turn-taking in conversation,′′ Language, 50, 4, pp.696-735, 1974.
• 藤森亮,齋藤夏生,齋藤悠太,石井勇輝,大島直樹.武川直樹′′誰でもいいから喋ってよ...:話し出しやすい会話の場をデザインする独り言ロボット′′,電子情報通信学会(HCG)シンポジウム2015講演予稿集, pp.500-507, 2015.

タイトルに関連する用語 (4件)： 会話 ,  支援 ,  ロボット ,  評価